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先住犬がいても、保護犬を受け入れられる?

2016年8月26日

動物愛護活動に携わる中で、この質問は大変多く寄せられます。すでに先住犬がいる、猫がいるうえでさらの保護犬の引き取りを希望する場合です。

中には、先住犬も保護犬だったという方も少なくありません。

一頭でも多くの犬を救ってあげたい、先住犬に友達を作ってあげたい、犬がたくさんいる環境で生活をしたいと理由は様々でしょうが、もちろん先住犬がいるからと言って、保護犬の引き取りをすべて断るという事ではありません。

先住犬がいる場合、その性格や生活リズムをまずは優先して考えてあげましょう。人間からみれば、十分に広い生活環境を確保できる、2匹に増えても問題はないと見えるでしょう。

散歩も2匹同時に連れだし、お出掛けするときも常に一緒に連れだせると。しかし、人間の思う「十分」が犬達にとってはそうでない場合もあります。

犬は本来群れで暮らす習性があると言われています。とはいっても一匹で自宅を独占し、マイペースに生活をしてきた先住犬にとって、たとえ自分よりも小さな相手であっても、新たに家族に加わるとなれば一大事です。

里親として保護犬を引き取る場合には、事前に動物愛護団体関係者やトレーナーに現状の飼育環境を確認してもらい、引き取りが可能な環境が整っているかを相談してみるとよいでしょう。

その際に、環境だけでなく、先住犬の性格や生活リズムについても伝え、どのような犬種であれば引き取りが可能かを共に考えてみましょう。

自分自身で考えた時には、先住犬と同じ犬種がいい、先住犬が大型犬なので、次は小型犬がいいと考えていてもプロの目からみるとそうではない場合もあるでしょう。

今後、長い年月を共に過ごすパートナーですから、先入観やイメージで決めてしまうのではなく、プロに相談するべき時もあるのです。

西宮市動物愛護センターでは、里親募集活動をするにあたって、トレーナーに協力を仰いでいます。実際に保護活動に携わっているトレーナーであればより詳しい話を聞くことができるので、ぜひ相談をしてみるとよいでしょう。

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