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保護犬を引き取りたい、里親になるには

2016年8月30日

今や、「保護犬」「レスキュー」「里親」という言葉もずいぶんと社会で耳にする機会が増えてきています。

ペットを安易に購入してしまった、家庭の事情で飼育が出来なくなってしまった、中には思わぬ事故で自宅から脱走してしまったペット達もいます。

行き場を失ってしまったペット達は、一旦は各自治体の保健所へ収容されます。しかし、ここ10年ほどで、国内では何万頭単位で殺処分が行われていることが社会問題として提起されたこともあり、保険所では収容したペットのうち、里親として譲渡する事で、また家庭生活へ戻る事の出来るペットに関しては極力殺処分を行わないように努力を重ねています。

では、実際に私達が犬を飼いたいと思った時、ペットショップではなく「里親」という選択肢を選んだとします。

いざとなると、ペットショップと違い、どこへ申し込みをしたらいいのか、どこへ連絡をしたらいいのか、どのような手続きが必要なのか?と考える事でしょう。

そのような場合には、最寄りの保健所へまずは連絡をしてみましょう。大抵の保健所では、里親希望者が表れても、直接の譲渡は行っていません。

一旦は、保護活動において協力体制にある愛護団体やトレーナーに譲渡という形で保健所からのレスキューを行います。そのうえで、必要なケアや医療行為、トレーニングを行い、一般家庭への譲渡と進みます。

もちろん、里親希望だからと言って、無条件に犬猫を引き取る事が出来るわけではありません。

救われたペット達に二度と悲しい思いをさせない為にも、適切な飼育環境が整っているか、飼育責任者が年齢的に無理なく飼育出来る年齢か、必要な医療行為を行うだけの経済力と知識があるか、家族構成は、先住言犬はなどの審査が行われます。

これらの審査をすべてクリアしたうえで改めて愛護団体やトレーナーからの譲渡を受け、里親になる事が出来るのです。

軽はずみは気持ちや、甘い考えだけでは決して里親になる事はできませんから、しっかりと考えてから答えを出しましょう。

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