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膝への負荷は3倍以上!実は危険な愛犬の階段の上り下り

2020年5月28日

自宅の階段、歩道橋・・・

元気いっぱいに階段を駆け上がり、駆け降りる愛犬の姿を何気なく見過ごしてしまっていませんか?

実はこの行動は、必ずしも好ましいものではありません。愛犬が若く健康なうちは支障なくても、加齢とともに不調が起こることもあります。階段の上り下りの危険性を正しく理解し、今後の愛犬の生活環境を見直してあげましょう。

階段を下りる時の負荷は体重の3倍以上

犬が階段を下りる時、犬の膝、肩には自身の3倍以上の負荷がかかるといわれています。本来であれば、階段を下りるという姿勢は自然界ではありえません。10段、15段と自宅の階段や散歩中の歩道橋の階段を下ることは決して軽々と出来ることではないのです。しかし愛犬は階段の先に家族が待っている、散歩の通り道と思えば、つい階段をくだってしまいます。

〇ダックスやコーギーのように胴長短足な犬種

〇フレンチブルドッグやパグのように胴が太く、足の細い犬種

〇高齢な犬

〇股関節に不調を抱えている犬

〇膝蓋骨に不調を抱えている犬

もしこれらの犬に階段の上り下りをさせてしまうと、ますます症状を悪化させたり、膝や関節に相当な負荷をかけることにもなります。

毎日のさりげない習慣が愛犬の将来に悪影響をおよぼす原因になったり、辛い関節痛の原因になると考えると、いかに危険な行為かがわかります。

犬

これからは愛犬に階段を使わせない工夫を!

これからは愛犬に階段を使わせないよう生活習慣を見直しましょう。階段の登り口にゲートを設置したり、お散歩コースの見直しも必要です。

愛犬が足に痛みを覚え、歩くことを嫌がったり、足を持ち上げ歩くという不調を見せてからでは遅いのです。

関節痛や膝の不調は手術では治療ができず、サプリメントや鎮痛剤といった対処療法しかありません。完治も改善も長い時間がかかる上に、期待通りの成果につながるとも限りません。

愛犬が将来辛い思いをしなくてすむように、若く健康な今のうちから階段を避けた生活を心がけて行きましょう。

もし階段がある場合は愛犬を抱っこしたり、エレベーターを使うなどの方法で回避を心がけます。愛犬が軽々と昇降できる階段であってもぜひこの方法を心がけてゆきましょう。

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