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2019年8月16日
夜寝るときに『さぁハウス入ろうか』と入れて寝室に行くと、腹式呼吸でこれでもかと吠える!
またハウスに行って『コラ!静かにしなさい!』のイタチごっこ状態…
私の教室でも圧倒的に多いお悩みです。
この解決方法は色々ありまして、簡単な方法から書いていきます。
①ハウスに入れずに飼い主のベットの横にマットをひいて愛犬を寝かせる。
これは、『もう犬の要求を受け入れちゃう!』という最も簡単な解決策です。
ご自宅に誰か家族がいることが多い、ご家庭は、ハウスの扉を開けっぱなしで常にフリーの状態にする事をおすすめします。
ハウスから出ていると、何か悪さをする時はそこをトレーニングすれば、吠えることはなくなります。
ハウスに入ると吠えてしまうというサイクルを断ち切るためには、無視するというのが最も効果的です。
ご自宅の場合、愛犬が吠え出すと無視することが出来ないでしょう。
そうすると、犬は吠えたら飼い主が来る、もしくはハウスから一時的に出れる、と学習しその行動は強化されます。
ペットホテルの場合、必ず就寝する時はクレートに入ります。
分離不安症などを除く要求吠えには基本的に答えません。
これを7日間もすると、犬は吠えることの意味のなさを学習し要求吠えがなくなります。
1.『出たい系』
これは、活発な犬に多くみられ、大音量でワンワン吠えて、脱出を試みたりとハードタイプ。
2.『寂しい系』
吠えるというよりか、クンクン鳴くです。初めはクンクン終わりはキュイーンキュイーンのハイトーンボイスタイプ
みなさんの愛犬がどちらのタイプなのか観察してみてください。
①出たい系のトレーニングメソッド
はじめに行うのは、運動です!この辺りは人間の子供と同じ考えで良いかと思います。
散歩にボール遊び、知育玩具を使い頭の運動たったこれだけで、吠えることが激減したことがあります。
犬も疲れれば吠えることなく、寝ます。
次にハウスの配置と種類の見直し
皆さんは就寝する時どこで寝ていますか?殆どの方が寝室だと思います。
寝室というのはガチャガチャしてなく、あまり柄物とか使わなくシックな感じですよね。
これは、犬にも言える事で、リビングにハウスを置くよりか、4畳半ぐらいの部屋に置くほうが安心します。
ハウスの種類もよく皆さんが使われているのは、全面メッシュタイプの1200×600〜900の物が圧倒的に多いです。
これは周りが見渡せて安心感が激減します。
私のオススメはペットメイトの小型犬〜中型犬であればバリケンネル500、大型犬はバリケンネル700gが良いです。
ハウストレーニング
初歩的なトレーニングですが有効です。
やり方は簡単で、ハウスの合図でハウスに入れます。
ハウスに入れたらおやつをあげて良い子。
次に、飼い主が見えなくなる所に行き、吠える手前でハウスに戻っておやつをあげます。
3回に1回は扉を開けて出してください。
これを丁寧に行い吠えない時間を伸ばしていきます。
②寂しい系のトレーニングメソッド
ハウスの種類、トレーニングなどは上記と同じですが、寂しい系の子にはなにか別の暇つぶしを与えるというのが、今まで良い結果につながったことが多いです。
具体的には、犬のおもちゃの『コング』など内部にペースト状のものを塗り、別の物に集中させるというやり方です。
その他に、配置も飼い主のいる寝室に置いてあげると、鳴かずに安心して寝たということもありました。
鳴くというのは犬にとってごく自然の行動です。上記の方法を活用して上手く直していきましょう^_^
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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