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2019年5月3日
愛犬家の多くは車に愛犬のシルエットや名前がデザインされやステッカーを張っているでしょう。最近はデザインのバリエーションも増え、様々なステッカーが登場しています。このステッカーが本来持つ意味を知っていますか?決して犬好きなアピールではありません。正しい意味を知ると、愛犬を乗車させる際の注意点、改善点も見えてくるでしょう。
実はDOG IN CARのステッカーが持つ意味は「車内に犬がいます」というそのままの意味です。
これは事故や災害で避難や救助が必要になった時の為の表示です。
救助者は人間の存在には気が付くものの、同乗している犬の存在を見落としてしまうことも多々あります。でもこのステッカーがあることで、飼い主が先に救助され、その場を離れた後でも犬の存在を周囲に伝えることが出来ます。
当初は「BABY IN CAR」という車内に赤ちゃんがいる事を伝えるためのステッカーでした。小さな赤ちゃんは事故の衝撃で、座席の下や一見では目が届きにくい場所に入り込んでしまう事があるという懸念からです。その後徐々に愛犬家の間でも広まり、今では定番アイテムとなっています。
張り出す場合は、一見で目に付く場所にはるという事を心掛けておくと安心です。
取り外しが出来るタイプであれば、犬の同乗の有無に合わせて着脱をすると万が一の時の周囲の心配を解消することにもつながります。
愛犬を車に乗せるとき、座席にそのまま、抱っこで・・・という方が大半でしょう。車に乗りなれている場合、車内でも大人しく過ごすことが出来、特段の問題も感じません。
でももしもの事故や災害が起きても問題ないでしょうか?
実は救助の現場では、飼い主の救助のためにドアを開けた瞬間に犬が飛び出し、脱走してしまったというケースが数多く起こっています。犬の中にはパニックを起こし、その場から走り去ってしまうケースもあります。愛犬を安全に確実に保護、救助することを考え、同乗させる時はシートベルトやキャリーバックの利用を習慣化しておくとよいでしょう。
市販品でも犬用シートベルトがあるのでぜひ活用をおすすめします。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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