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2019年4月27日
犬にも幼稚園や保育園と呼ばれるサービスがあると聞き、驚かれる方もいるでしょう。実は今全国各地に続々とこのようなサービスがオープンしています。犬の幼稚園はしつけのためだけの仕組みではありません。愛犬がもっと楽しく、健康的に暮らせるようぜひ注目してあげましょう。
子犬は生後3カ月までに様々な経験を積むことで、人間社会になじむこと、臆病な性格にならずにすむこと、社交的になることを目指します。ただ生後3カ月と言えばまだまだ室内生活が多い上に、留守番時間も日々生じるでしょう。こんな時、大切な社会化トレーニングの時期を自宅で一人きりで過ごすよりも幼稚園へ参加し、様々な犬やスタッフと触れ合うことが大変有意義なことです。
トイレや散歩のしつけも終わり、目立ったいたずらもなく、毎日留守番をさせていてもなんら問題がないと感じる時期があります。ただ家族にとっては問題がない生活でも、愛犬にとっては長時間の留守番や運動不足はストレスの原因になり、気が付けば無気力な生活が続くことになりがちです。
こんな時も犬の幼稚園は多いに活用できます。毎日でなくても週に1度でも通い続けることで、愛犬の生活に刺激が生まれ、運動不足やストレスの発散も出来るでしょう。気が付けば仲のいい犬友達も出来、これまでに比べぐっと表情も明るくなるでしょう。家族は忙しくて・・・という方はぜひこのようなサービスの利用を積極的に考えてみてください。
シニアになると気が付けば一日中昼寝をしているでしょう。犬はとても知能が高く、環境に順応するので、毎日特に予定がない、飼い主も不在となれば当然昼寝をするしかありません。
だからといってこのような生活が続けば、次第に覇気もなくなり、場合によっては生命力さえ失いかねません。シニア犬は若く健康な犬のように元気にはしゃぎ、じゃれ合うことはありませんが、周りにいる犬の様子、声、雰囲気を感じるだけでも元気がわくものです。日々の生活に少しでもメリハリをつけることが長生きの秘訣になります。シニアだからと幼稚園を無縁と考えずに、ぜひ活用してみましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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