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ドッグフードはなぜ危険?知っておきたい原材料の基本

2019年4月12日

毎日の大切な食生活

愛犬の健康を考える上で、何より重要になるのは毎日の食生活でしょう。たびたびドッグフードの危険性が話題にあがるものの、その実情がわからないという方も多いものです。ここでは、なぜドッグフードが危険なのか?基本的なポイントをご説明させていただきまます。

目に見えない原材料の存在

ドッグフード製造では使用するすべての原材料をパッケージに表示しなければならないという規則があります。そのため原材料表示欄を確認してから購入しているという方も多いでしょう。

しかしこの表示欄の理解には製造元と購入者とで大きな認識の違いがあります。例えば、「牛」と記載されていた場合、購入者は肉そのものを想像しがちです。でも実際には皮や骨、脂肪分など肉以外の部位が大半を占めることが珍しくありません。「トウモロコシ」という表記も同様で、栄養価のある黄色い実ではなく茎や葉、根もトウモロコシに該当します。このような誤解が、ドッグフードが危険とされる理由の1つです。

ドッグフード

原材料名だけではわからない品質

パッケージにはすべての原材料が記載されているものの、これはあくまでも「種類」の名称であって、品質ではありません。たとえ身近な肉や魚、野菜の名称がかかれていても、必ずしも人間が口にするほどの安全性や鮮度が保たれているとは限りません。中には長期間倉庫で保管されたいた食材や廃棄相当に腐敗しているものもあります。品質はなかなか目に見えないこと、証明が難しいことから、疑心暗鬼が生じやすく、危険視される原因になっています。

国産表示のからくり

一般的に「国産」という表記を目にすると、無条件に安心、安全と信頼を感じるでしょう。しかしドッグフードにおいては、最終加工地が日本であれば国産品と表記することが可能です。海外の工場で製造し、船で輸送したものを国内工場で袋詰めすれば、その製品は国産として表記し、販売することが可能です。このからくりがやはり飼い主の信頼を裏切ることになることも多く、大手メーカーの製品でさえも不安を感じるという声につながっています。

ドッグフードを危険とする理由には様々な原因がありますが、愛犬の健康のために正しい知識を持ち、安全性の高い製品を選んであげましょう。

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