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しつけの大原則アイコンタクトに多発する勘違い【西宮犬のしつけ教室】

2019年4月9日

しつけ本の定番アイコンタクト

アイコンタクトというしつけ用語を聞いたことがありますか?様々な書籍やWEBサイトでしつけの必須条件として提唱されています。ただこのアイコンタクトは誤った方法で習得し、犬との関係性を悪化させてしまいかねないリスクがあります。ありがちな誤解を解消し、正しく取り入れてあげましょう。

バーニーズマウンテンドッグ

じっと見つめる

アイコンタクトという手法は、指示者である飼い主と愛犬との意思の疎通を確認するための手段です。指示者の呼びかけに愛犬が気が付いている、集中していることを確認することで、よりスムーズに行動をコントロールすることを意識します。

ただこのアイコンタクトは、ほんの一瞬、わずかな時間だけ目を合わせるという方法が正しい手法です。

決して愛犬の目をじっと強く見つめる、長い間意識して目線を合わせるものではないことを正しく理解しておきましょう。

目線を合わせることは威嚇、攻撃のサイン

犬や野生動物にとって他者と目線を合わせるという事は、相手への敵意や攻撃のサインを意味しています。相手を威嚇し、自分の意思を伝え、時には相手が引き下がることも期待します。

本来であれば、攻撃する意思のない相手には目線を合わせないことが当然の行動です。共に楽しく過ごしている飼い主に名前を呼ばれても、あえて目線を合わせない、一瞬でそらしてしまうのは犬の習性上、当たり前の行動です。

このことからも、愛犬にアイコンタクトを無理強いしてはいけないことがわかるでしょう。

アイコンタクトはあくまでもたとえ表現

アイコンタクトという手法は海外で主流だったこともあり、日本では直訳され、目線を合わせるという直接的な意味合いに理解されています。しかし実際には、目線をしっかりと合わせることではなく、愛犬が指示者である飼い主の方を振り向くことで十分な効果があります。

ドッグランや他犬との遊びの最中でも、飼い主に名前を呼ばれ振り向くこと、立ち止まることが習得できていれば思わぬ事故の予防にもつながります。

アイコンタクトという手法は犬を安全に過ごさせるうえでとても重要な手法ですから、正しく理解し、犬のストレスを与えないよう使いこなしてゆきましょう。

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