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のびのびお散歩!伸縮式リードの正しい使い方

2019年3月29日

誤った使い方をすれば大きな事故にも?

日ごろ運動不足、ストレスがたまっている、活発な性格で運動が大好きなど愛犬の散歩に伸縮式リードを活用されている方も多いでしょう。この製品を使えば、飼い主がさほど動かずとも愛犬の行動範囲を広げることが出来、大変重宝します。でもこの製品は誤った使い方をされることが多く、各地で事故が多発しています。使用にあたっては正しい利用法を理解し、安全に用いましょう。

伸縮式リードで多発する事故

犬の散歩

伸縮式リードは元は海外からの輸入品として20数年前に話題になりました。伸縮幅は3~5mがメインです。市販のリードは120㎝が標準サイズですから、愛犬の行動範囲が一気に広くなり、便利だと一躍人気商品となりました。

でもこの製品が開発された海外では、犬のしつけは日本よりも格段に徹底されている上に、ドッグランや犬連れOKな広大な公園での使用を前提としています。

日本のように交通量の多い道や自転車とのすれ違いのある歩道で使う事を前提とはしていません。

日本では日常的な散歩で使用されている方を大勢見かけます。中にはロックを使用せず、愛犬が自由気ままに広範囲を歩き散歩していることもあります。

ただもし愛犬が飼い主の3m先を歩いていたら?

もし愛犬が小さな子供に飛びついてしまったら?

伸びたリードに気が付かず自転車が転倒してしまったら?

愛犬が車道に飛び出してしまったら?

3m先にいる愛犬に飼い主は瞬時に手を伸ばすことが出来ないでしょう。伸縮式リードは伸びる機能はあるものの、瞬時に愛犬を引き寄せる機能はありません。危険に気が付いても瞬時に対応できない危険があることをしっかりと理解しておかなければなりません。

耐荷重をしっかりと確認しましょう

伸縮式リードは製品ごとに耐荷重や推奨犬種などのサイズが記載されています。ここでも勘違いは多発しています。実は耐荷重=愛犬の体重ではありません。犬が突発的に走り出した時、体重の数倍もの加重が生じます。特に中大型犬は加重も大きくなります。この加重を想定し、製品サイズを選ばなければなりません。愛犬の咄嗟の行動で負荷がかかりリードが破損することも多々あります。予想外の事故を防ぐために製品サイズ選びは慎重に行いましょう。

犬の散歩

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