ワンちゃんに関する情報や、得する情報などを発信しています。
2019年2月28日
“おすわり”というコマンドは犬の生涯で最も使われるコマンドの一つでしょう。
興奮した際に“おすわり”
動物病院の待合で “おすわり”
ドッグカフェで“おすわり”
先日こんな事がありました。
動物病院で私と写真上のウィルが行った時に、ウィルは私の横でじっと座って待っていた。その横のおばさんに“賢いねぇ”と言われ頭を撫でられ御満悦のウィル
飼い主の私としてはおすわりをしていただけで周りからは“賢く見える”と鼻高々だった。
犬同士で遊んでいる時に、一匹が “ちょっとタイム!”という様な感じに、伏せたり・座るというよりか中腰の姿勢に近い行動を取ったり
ハウス・呼び戻しの時もおすわりをするのを見かけます。これは行きたくないという行動の表れでしょう
犬同士の挨拶の時にも座る子がいます。これは状況にもよりますが、恐怖から相手に小さい存在だと思わせるためにとる行動です。
などがあげられます。このことからおすわりには一定の“タイムアウト”の要素があると私は考えます。
ここでのタイムアウトとは“〇〇をやめさせる”ではなく“〇〇を一度やめさせる”もしくは“〇〇の矛先を変える”です。
ここでやめさせるをしてしまうと、おすわりをすると結果的に良いことがなくなった。になってしまいますのでおすわりを嫌がる可能性があります。
例えば、遊んでる最中にすごく興奮してきたとします。そうした時に“おすわり”を間に入れて興奮を少し落として、また再開というような感じにしましょう。
遊べる→おすわりがいつのまにかおすわり→遊べるに変わります。そうすると犬は喜んでおすわりをする様になります。
次におすわりの教え方を紹介していきます。
用意するのは小さくしたおやつ、愛犬が食べたと認識できる最小サイズのおやつを用意してください。
私の愛犬ウィルの場合はシャープペンシルに付いている消しゴムぐらいのサイズです。
始めは動作と声符(声での合図)を教えていきます。犬の正面に立ち、鼻先におやつを持っていきます。そのままゆっくり前方斜め上方向におやつを持っていくと、自然とおすわりの体制になります。犬がおすわりの体制になった時に“おすわり”と声符を言いましょう。
これが出来たら次に視符(手での合図)を教えます。一般的には人差し指を立てるのがおすわりの視符です。
中指と親指でおやつを持ち人差し指を立てながら上記の通りにやります。
声符・視符共に覚えた段階で、次におやつを抜いて行います。1回に1回のおやつを、2回に1回、3回に1回と減らしていきます。
あくまでもおやつはきっかけを作るに過ぎないと考えてください。なので褒める事を忘れないように、“グッド・ヨシヨシ・いい子”など興奮させないように一度頭を撫でる程度に収めて褒めてください。
日々の日常におすわりを入れて、おすわりをレベルアップしていきましょう。
日々の日常におすわりと聞くと1番に思いつくのは、ご飯の前でしょう。
それ以外にもおすわりを入れて、どんな場面でも落ち着けるようにトレーニングしていきましょう。
例えば、ハウスから出す前におすわり・玄関から出る前におすわり・おもちゃをあげる前におすわりなど
愛犬の好きなことの前に“おすわり”を入れます。おやつなどは必要なく、ハウスから出ることがご褒美、玄関から出ることがご褒美になります。
こうすると犬は興奮した時でも“おすわり”と聞くと落ち着きを取り戻す事が多くなります。
焦らず、少しずつ練習をしていき、犬とともに豊かな暮らしを送りましょう。
ドッグトレーニング・犬のしつけ教室・預かりしつけ教室
犬との関係をより良くする事がドッグトレーニングです。愛犬と穏やかに暮らすために、ある程度のトレーニングが必要です。兵庫県西宮市を拠点に全国でドッグトレーニング ・犬のしつけをしており、数々の飼い主様の『どうしたらいい?』を解決してきました。犬のことならどんなことでもご相談ください。
ペットホテル
長期、短期旅行など愛犬を連れて行けない時はご連絡ください。急な用事にも送迎を行なっておりますので、対応可能です。11頭と収容数は少ないですが、過密ペットホテルではできないアットフォームな、一匹一匹に時間をかけれる部屋数に設定しております。1300m2のドッグランを完備しております。犬たちの性格、年齢、体格とグループに分けて思い切り駆け回って楽しく遊びます。
冷暖房完備、超大型犬でも泊まれるハウス、ペットライフ吉造ではワンちゃんにストレスがかかりにくい、快適なペットホテルを提供しております。
ペットライフ吉造
tel: 0798-20-4741
mail: petl.kichizo@gmail.com
兵庫県西宮市塩瀬町名塩5038ー22
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
カテゴリー
この記事にコメントする