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2016年6月25日
犬がアレルギーになりやすい食品とは
近年、食物アレルギーのある犬が増加傾向にあります。
体に合わない食事を続けて発症したり、アトピー体質だったりと、理由は様々です。
つらい症状を避けるために、アレルギーを起こしにくいドッグフードを探してみてはいかがでしょうか。
・穀物の種類をチェック
犬は人間と過ごすためにやや雑食へと進化しましたが、元々のオオカミは完全な肉食動物でした。
しかし、一般的なペットフードには小麦やトウモロコシが多く使われています。
適量であれば問題ないですが、大量に長期間食べ続けていると、体質によっては許容量を越えてアレルギー源となります。
心配な場合は、小麦とトウモロコシを避けて、米や大麦、オーツ麦を使用した物に変更しましょう。
すでに穀物アレルギーが出ているなら、グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードがおすすめです。
また、おやつのジャーキーにも、小麦などが使用されることが多いので注意しましょう。
・タンパク質を変える
炭水化物の種類を変えてみてもアレルギーが改善しない時は、お肉が原因かもしれません。
チキンやポーク、牛肉は、主原料としてだけでなく、栄養バランスや味を整えるサブ食材としてもよく使われています。
主原料を今まであまり食べてこなかった食材に変えると、アレルギーが落ち着く可能性があります。
魚類やラム肉、鹿肉、馬肉などの中から、愛犬の体に合うタンパク質を探しましょう。
・乳製品アレルギー?
乳製品でお腹を壊すのは、牛乳に含まれる乳糖を受け付けない体質である場合と、牛乳アレルギーである2パターンが考えられます。
まずは、乳糖を取り除いたペット用ミルクを少量与えて様子を見てみましょう。
牛乳自体にアレルギーがある子でも、ヤギミルクやゴートチーズであれば食べられる可能性もあります。
また、乳製品は冷蔵保存が基本なので、冷たいまま与えて下痢をさせてしまう、うっかりミスも意外と多いので気を付けましょう。
ここ数年で、アレルギー対応ドッグフードの種類がめざましく増えています。
色々試したくなるかもしれませんが、製品を決めたら2週間から1ヶ月は続けて様子を見ましょう。
なるべく多くの情報を取り入れ、じっくり試すことが、愛犬の体に合うドッグフード選びの秘訣です。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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