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吉造ブログ

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犬を飼うという事

2016年6月25日

「犬を飼おう」家族にとって大きなイベントでしょう。どのような犬種がいいか?オスがいいのか、それともメスがいいのか?どんな用品を買おうかと楽しい話題が尽きることはないでしょう。

でも、しつけに関してはどうでしょう?

犬を家族に迎え入れる前の段階で、しつけに関して考える時間がありますか?実は、とても大切な事であるにも関わらず、案外事前に考える時間は少ないのではないでしょうか?

では、犬を家族に迎え入れてからどのタイミングで、しつけについて考えるのでしょうか?

大抵の場合、最初の一週間ほどは環境になれるためにと、どのご家庭でも多少のいたずらもトイレの失敗も大目にみてあげることでしょう。でも日数が経つにつれ、いたずらが増し、甘噛みも増えるようになり、何度教えても失敗してしまうトイレにも手を焼くものです。

そのうち、生後3カ月を過ぎると、散歩に出掛けるようになり、他犬との交流も増え始めると、無駄吠え、攻撃などの問題行動も見え始め、とうとう本気でしつけについて向き合う必要性を感じるようになります。

でも、犬の成長は人間の成長とはスピード感がまるで異なります。人間であれば生後3カ月はまだ何も分別のつかない赤ちゃんですが、犬の生後3カ月は実は人間の小学生くらいの分別があると言われています。小学生の時点で、してもいいこと、いけないことをしっかりと教えておかないと、将来さらに手を焼くことになる事は明白です。

しつけの常識は、大きく変化を遂げたのです

犬を飼うにあたって、飼い方の予備知識があるかという問いに、子供の頃に飼っていた経験があるから大丈夫という返答をよく耳にします。

でも、その飼育経験は、数十年前の話しではありませんか?当時、犬を室内で飼うことがまだ珍しく、マルチーズやヨーキーなどのごく一部の小型犬が特例のように室内飼育をされていた時期だったのでしょう。

大抵の犬は、屋外の犬小屋に鎖でつながれていたり、庭で放し飼いになっていた家も多くみられました。

犬は、番犬であり、家族とは生活空間を別にしていたのです。

でも、今や、大型犬でさえも室内で飼うことが当たり前になりました。当然、室内で共に暮らすのですから、教えなければならないしつけの内容も大きく変化しました。

教えなくてはならないルールが大きく変わったのに、しつけの手法だけが以前のままという食い違いがまだまだ当然のよう起こっているのがしつけの現状です。

家族と共に室内で暮らすにあたって、一番重要なルールは、「トイレ」です。トイレシーツを使う、散歩に出た時に外で済ませるなど決まり事は各家庭それぞれでしょう。

一昔前であれば、トイレを失敗してしまった場合、失敗した箇所に犬の鼻を強く押し付け、つよくたたく、大声で叱るなどという手法が当然にように行われ、専門書にもそのように説明がされていたものです。

でも、この方法でしつけても、犬は叱られている事の本質を理解できず、家族の怒鳴り声におびえることしかできないのです。

なぜ、叱られたのか、なぜたたかれたのか?を犬自身が理解しなくては、何度もおなじ失敗を繰り返してしまうことは当然です。

もし、家族の中に小さな子供がいる場合、このしつけ方法は適切でしょうか?

小さな愛犬が、何か失敗をしてしまった時に大人が犬を捕まえ、床に押し付け、怒鳴る、たたくなどを毎日のように繰り返していたら、子供は犬という存在はそのように扱っていいのだと勘違いしてしまうでしょう。

動物をいつくしむ心をはぐくんで欲しい、情操教育の為にと思って犬を飼う事が、逆効果にもなりうるのです。

今や、犬も家族の一員と当然のように考えられています。

犬を鎖でつなぎ、屋外で番犬として飼っていた時代とは、まるで異なる文化になったのです。

ですから、犬に家族との生活のルールを教えるには、新しい文化に沿った手法がとられるべきなのです。

 

ペットライフ吉造の考えるしつけとは

それは、『考え・気づき・行動する=ハッピー』という一連の流れに沿って行います。

犬はとても知的な動物です。叩き、怒鳴りあげなくても、きちんと教えてあげることで、自ら考え、理解し、行動できるのです。

しつけにおいて大切なことは、「どのように犬に教えるか」です。

してもいい事、してはいけない事、我慢しなくてはいけない事、思い切り楽しんでいい事、様々な事を犬に教えてゆくのです。

感情は通ずるものがあっても、言葉ではコミュニケーションをはかれない相手とどのように接したらいいのでしょうか?

どうしたら、同じ失敗を繰り返さずにいてくれるのでしょうか?その方法が分からないからこそ、簡単で手っ取り早い方法に今までは走ってしまっていたのでしょう。

ペットライフ吉造では、飼い主の抱える「どうすれば」というお悩みをプロが解決させていいただきます。

しつけに困った場合、大抵のご家族は専門書を購入したり、インターネットで同じような事例を検索したりとすることでしょう。

つまりは、家族だけで解決する方法を模索するのです。でも、家族だけで解決を目指すものの、思うように効果が出ない事でつい感情的になってしまったり、あきらめの境地になってしまうこともあるでしょう。

場合によっては、しつけが難しい、手がかかるという理由から、ペットショップへ返品を申し出たり、保健所へ持ち込むケースも少なくはありません。

そのような時は、ぜひプロに相談してみませんか?プロの目か見て、何が問題なのか?どうすれば解決の糸口が見えるのかを冷静に判断し、アドヴァイスさせていただきます。

プロに相談する一番のメリットはどのような点でしょうか?

一般的なしつけの手法や有名なトレーナーの講義は今やインターネットで簡単に情報を集めることが出来るでしょう。ですが、しつけに悩む飼い主にとって、一番欲しい情報は、「うちの子」の為の対処方法なのです。

それぞれのご家庭で、家族構成、住宅環境、飼育経験は異なります。先住犬がいる場合もあれば、猫がいる場合もあるでしょう。

同じ犬種を飼っている友人に相談しても、まったく性格が違いかえって、落ち込んでしまうこともあります。

でも、プロに相談することで「うちの子」のことがピンポイントで理解できるのです。

どうして、そのような問題行動を繰り返すのか?どうしてトイレを覚えないのか?どうしてインターネットで紹介されているしつけ方が通用しないのか?

もしかしたら、しつけがスムーズに進まない原因は、犬だけでなく家族の側にある場合もあるでしょう。様々な可能性を考え、客観的に分析し、今後の対処方法を知る事が出来るのですから、プロに相談することは、何よりもベストな選択でしょう。

実は、犬を飼った経験がない飼い主ほど、プロへの依頼をためらう傾向にあります。それは、プロという存在がとても遠く感じられるからでしょう。犬のしつけをプロに頼むと聞くと、警察犬などの特殊犬を育成するようなイメージを持たれてしまうようです。

我が家は、多少の問題行動はあるものの、家庭でごく普通にペットとして飼っているだけなので、わざわざプロに依頼しなくてもと考えてしまうのでしょう。

でも、家庭で暮らすペットだからこそ、共に暮らす為のルールを覚え、お互いにストレスのない生活が出来るように心がけてゆかなければならないのです。

 

犬は人間の感情が理解できる数少ない動物です。大切な家族の一員として接し方を考えてゆきたいものです。

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