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吉造ブログ

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ペットシッター選び方

2016年6月25日

・犬と暮らすという事

社会人を対象に「犬を飼ってみたいですか?」というアンケートを某企業が実施したところ、実に8割以上の回答がyesでした。

犬をまだ飼ったことがないけれども、いつかは犬を飼ってみたいと考えている人はとても多いのです。

同じアンケートの項目に「なぜ、犬を飼わないのですか?」というものがあり、答えは「行動に制限がかかるから」というものがダントツでした。

ここでいう行動の制限とは、旅行や外出の際に犬を預ける先を探さなくてはならないからという事です。

確かに、犬をペットホテルに預け、旅行に行くとなると何かと不便があり、場合によっては旅行をあきらめざるおえないことにもなるでしょう。

 

・日本のペットホテル事情

日本でペットホテルがペットショップのサービスの1つとしてなりたつようになったのは、まだここ20年ほどの事です。

それまでは、犬は庭につながれていて、家族が外出する場合にも、そのまま庭に置かれ、知人が餌を代わりに届ける程度の扱いでした。

でも、わずか20年なのか、もう20年なのか、日本のペットホテル事情には、あまり変化がみられません。

ペットを取り巻く環境は、日増しに変化し、ドッグフードは高品質、無添加が当たり前のことになりました。

動物医療は、まるで人間と同レベルかと思うほどに進歩もしました。

でも、ペットホテルは、昔も今も変わらず、滞在期間中は小さなケージに中に入れられ、短い時間の散歩に行き、ドライフードを食べて過ごしています。

年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休には、あふれかえるほどの頭数が所せましとケージに入れられ、騒々しいほどです。

これでは、日ごろ、室内を自由に歩き回り、マイペースに暮らしている犬にとって、大きな精神的ストレスとなることでしょう。

 

・海外では

海外では、日本とは逆で、ペットホテルは長期滞在型のスタイルが主流になっています。

場合によっては数か月滞在できるものもあります。

旅行や仕事で忙しくペットの世話まで手が回らない場合には、ペットシッターを気軽に活用します。

アメリカでは、散歩専門のペットシッターも当然にように活躍しています。

毎日の散歩を代行してもらえるとなれば、飼い主はうれしい限りでしょう。

 

・ペットシッターの仕事とは

まだまだ日本では、開業件数が少なく、ペットシッターという仕事がどのようなものなのかわからない方も多い事でしょう。

ペットシッターとは、飼い主に代わって、ペットの世話をするプロの事を言います。

例えば、飼い主が旅行に出かける場合には、犬は留守宅で過ごしています。

ペットシッターが飼い主から鍵を預かり、留守宅へ訪問し、犬の世話をし、食事を与え、散歩にも連れ出します。こうする事で、犬は飼い主が不在の間も住み慣れた自宅で過ごすことが出来、余計なストレスを感じずに済むのです。

飼い主もまた、旅行の前後にペットホテルへ犬を送迎する手間が省け、旅行を満喫できるのです。

他にも、仕事で遅くなるので変わりに犬の散歩を済ませておいて欲しい、出張の期間中の犬の世話を依頼したい、入院期間中の世話の代行などといったニーズもあります。

どのような場合も、友人や親族に頼むには、気が引けるものでしょう。

ですが、ペットシッターという専門家であれば、気兼ねなく依頼できる上に、万が一犬の健康に異変があった場合もいち早く対処してもらえるので安心です。

 

・ペットシッターの気になるトラブル

ペットシッターを利用するにあたって、やはりトラブル関係は気になる事でしょう。

確かに、ペットシッターの資格は全て民間の認定資格です。

開業にあたっても、届け出制で個人でもスムーズに開業が出来る仕組みになっています。

留守宅に他人が入るのですから、場合によっては防犯上の心配もあるでしょう。

また、犬自身も家族の留守中に知らない人間が訪問するとなれば相当警戒するものです。

中には、犬は好きなものの、扱いには不慣れで世話の最中に犬を逃がしてしまった、犬に噛まれてしまったというトラブルもなくもありません。

このようなトラブルを回避し、ペットシッターを利用するにはどうしたらいいのでしょうか?それには、安心、信頼できるペットシッターを見つけることです。

見つけるには、まずは有資格者である事を1つの基準と考えておきましょう。

・保険制度が完備されています

信頼できるペットシッターの場合、万が一の事を考え保険への加入も済ませているものです。

プロとして十分な注意を払ってはいるものの、想定外の事故が起こりうるものです。

例えば、お世話をしている最中に犬が逃げてしまった、散歩の最中に他の犬と喧嘩になってしまった、訪問先の家で家具を傷つけてしまったなどです。
このような場合、保険に加入している事で、十分な賠償をすることが可能です。

実は、ペットに関するサービスにおいて、万が一の事故やトラブルに関しては、一切責任を負わないという方針はごく当然のこととして発せられています。

もちろん、利用者に一方的に不利になる契約ですから、法的には問題があるのですが、このような旨を書面で取り交わしてしまうと、利用者側としても申し出しにくいと考え、泣き寝入りしてしまうものです。

事故やトラブルが起きてしまった時に、誠意のある十分な対応をしてもらえる体制が整っているということは、大きな安心なのです。

・はじめて利用する場合には

旅行などを機に、初めてペットシッターを利用する場合には、まずはお試しで短時間の利用をしておくと安心です。

旅行日程が近くなったら、あえて飼い主が家を空け、そのタイミングでペットシッターに犬との顔合わせをしてもらうのです。

こうして事前に顔を合わせ、敵ではないこと、世話をし、食事を用意してくれる存在である事を犬が理解してあることで、旅行当日に再度訪問してもすんなりと迎え入れてもらえるようになるのです。

また、自宅への訪問と合わせて、飼い主とペットシッターが共に散歩に出ることもおすすめです。

いつもの散歩ルートを共に歩くのです。

とても簡単なことに思えますが、とても大切なアクションです。

この時、飼い主に代わって、リードを持ち犬をコントロールしておくとよいでしょう。

犬は相手との相性を一瞬で判断します。
犬に不慣れな場合や、犬へ警戒心を抱いている場合には、リードを持たれることさえ拒否するものです。
この時点で、飼い主側も信頼できるペットシッターかどうかを見極めることが出来るでしょう。

・無理をしないで、プロに依頼することも大切です

犬と暮らすということは、長ければ20年近くも続くものです。

この間に家族の生活にも変化があり、忙しい時期や犬に目をかけてあげる事が難しい時期もあるでしょう。

犬を飼っていても、海外旅行へ行ってみたいと思う事もあるでしょう。

犬と暮らす時間の中で、様々な変化が起こることは当たり前の事なのです。

犬がいるからという理由で、無理にすべてをあきらめる必要はないのです。

自分や家族だけでは難しい場合、手が回らない場合には積極的にプロの手を借りる事を考えてみましょう。

最近、ペットシッターの資格制度は急速に数が増えています。

それは時代の変化と共に、ペットシッターというサービスへのニーズが高まっている事を意味しているのでしょう。

信頼できるペットシッターがいる事で、ペットとの生活はますます楽しく思えるものになることでしょう。

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