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2016年7月1日
犬にとって肥満は、糖尿病や関節炎など、様々な病気を誘発する避けるべき状態です。
しかし、運動だけで体重を落とすのは難しく、同時に食事制限もしなければいけません。
そこで、無理なく痩せやすい食事内容をご紹介します。
・食べる量とカロリー
太ったからと言って、食べさせる量を極端に減らすとストレスがかかり長続きしません。
そこで、ダイエット用フードを利用すれば、食べる量を変えずにカロリーと脂肪分が減らせます。
もし食事量を減らすのであれば、パッケージ表記の体重に合わせた給餌量の1~2割減までにしましょう。
フードが減って物足りない子には、ゆでキャベツや小松菜、リンゴ、豆腐などでかさ増しすると満足感が得られます。
体調を崩さないために、1ヶ月で落とす体重は10%までと決めて、ダイエット食を半年から1年は続ける計画を立てましょう。
・材料にこだわる
運動が苦手なワンちゃんや、シニアの子は代謝が落ちていることもあって、食べる量を減らすだけでは痩せにくいことがあります。
イモ類を使ったドッグフードは、穀物系に比べて血糖値の上がり方が緩やかで、満腹感を持続しやすい傾向があります。
ラム肉には、脂肪の燃焼をしやすくするL-カルニチンが多く、ダイエット向きの食材です。
このように、同じカロリーでも原材料の違いによって、太りにくくできる場合があります。
・おやつ
ドッグフードのカロリー計算が完璧でも、おやつのことは見落としがちになりやすいです。
ゆでキャベツやリンゴなどのカロリーの低いものや、ササミや白身魚などの脂肪分が少ないお肉がおすすめです。
もしくは、重さを計った1日分のドッグフードを、食事用とおやつ用にあらかじめ分けておくと、カロリー計算の必要がありません。
家族全員でおやつのあげ方を統一して、誰かが余分に与えてしまうことのないように気を付けましょう。
太ってしまった犬の散歩や看病、介護はとても苦労します。
飼い主さんと愛犬のお互いが大変な思いをしないためにも、理想体型をキープしておくことが大切です。
少し太ったかな?と感じたら、早めに食生活を見直してみてください。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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