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吉造ブログ

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意外とかかるお金の事

2016年7月12日

犬を飼うにあたって、実際どれくらいのお金がかかるのかインターネットなどで調べる人もいるでしょう。

平均して月に5000円程度といったものから6~40万円くらいなどと、ずいぶん幅のある事も書いてあります。

実際のところどうなのでしょうか

 

☆犬種の差が大きい

人間だと子供の時は体重に応じて薬の量が調整されるものの、大人は基本的に45キロの女性も90キロの男性も処方される薬の量は変わりません。

ところが、犬に関していえば、身体の大きさでたいていの値段が変わっていきます。

まず食事ですが、3キロ前後の超小型犬と40キロの大型犬では必要な食事量は全く違いますので、そこで既にコストが違ってきます。

さらに、フィラリア予防薬も体重ごとに何種類にもサイズがあり、大きくなるにつれて値段は上がっていきます。

また、トリミングをお願いする場合も身体が大きな犬種は割高になります。他にも、ペットシーツ、市販の洋服、ハーネス、ケージ、トイレトレーなど、必要な物のほとんどがサイズによって値段が変わります。人間はたいていSサイズもLLサイズも同価格なのに、と言いたくなるくらい、大型犬種になるとコストは格段にかかります。

 

☆個体差が大きい

「雑種は病気になりにくい」と一昔前はよく言われたものですが、最近は「純血種、もしくは純血種を意図してかけあわせたミックス犬」が世の中に広く飼われています。その場合、純血種それぞれになりやすい病気や疾患があり、それらを発症した場合、医療費がばかにならなくなってきます。

また「何を食べても丈夫な胃腸の子」ならラッキーですが「餌を変えたり、季節の変わり目にはすぐに下痢や嘔吐してしまう子」もいます。慣れてくると飼い主さんも様子を見るべきかお医者さんに連れていくべきか判断していけるようになってきますが、子犬の時は症状が急激に悪化することもあるので、どうしても飼い始めてしばらくは通院回数が多くなりがちで医療費がかさむことがあります。

 

以上のようにお金のかかり方は本当にケースバイケースですが特に高額になりがちなのがワクチン・予防薬を含む医療費です。毎月の出費に加えて、ソファから飛び降りての骨折、ごみ箱を漁っての誤飲などで10万円以上のお金が急に必要になることも。

犬を飼う際にはペット用保険に加入しておく、もしくはいつ何時にも対応できるよう、巷で言われてるコストを鵜呑みにせず、余裕をもった資金を用意しておくことが必要かもしれません。

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