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シニア用ドッグフードってなにが違うの?

2016年7月16日

成犬用ドッグフードと、シニア用フードの栄養バランスには、驚く程の違いはありません。

しかし、その僅かな差が毎日積み重なると、健康寿命へ大きな影響を与えます。

どうして高齢犬にはシニア用フードが必要なのか、ご説明します。

 

・シニア用の特徴

犬も年齢と共に代謝と運動量が落ちていくので、カロリーの消費量も下がっていきます。

しかし、筋肉や内臓機能の維持に必要なタンパク質の消費量は、若い時とあまり変わりません。

そこで、シニア用フードはお肉の量を減らさずに、カロリーと脂質を控える必要があります。

そして、疲れやすい胃腸の働きに合わせて、消化に優しく食べやすい硬さになっています。

 

・合わない食事を続けると

シニアに成犬用を与えていると、過剰なカロリーと脂質を消費しきれず太りやすくなります。

高齢犬の肥満は若い頃よりも、糖尿病やホルモン異常などの様々な病気を誘発するリスクが倍増します。

そして、体型の変化に気付いたとしても、すでに代謝が落ちたシニアを健康的にダイエットさせるのは難しいことです。

さらに、噛み砕きにくい硬いフードを食べ続けると胃腸に負担がかかりやすく、消化不良も起こしかねません。

 

・フードの切り替え方

7歳(大型犬は6歳)頃からシニア用への切り替えを始めましょう。

まず今までのフード90%に、シニア用フードを10%混ぜたものを1~2日与えます。

ワンちゃんが違和感なく食べられるようになったら、今までのフード80%にシニア用20%と、10%ずつ増やして入れ替えていきます。

短期間で切り替えるとお腹を壊すこともあるので、ウンチがゆるくなったら一つ前の割合に戻して様子を見ましょう。

シニア用を100%にするまでに2週間~1ヶ月かけて、ゆっくりと切り替えてください。

見た目の変化を感じなくても、ワンちゃんは少しずつ内臓から年をとっています。

健康管理に重要な毎日の食事は、年齢に合わせたものにしてあげましょう。

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