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2016年8月2日
旅行や出張で愛犬を預ける事になった時、預け先はどう選びますか?
ペットホテル?動物病院?知人宅?何より優先すべき点は、愛犬に出来るだけストレスを与えずに過ごせる環境である事でしょう。
ペット先進国アメリカでは、ペットシッターにペットの世話を依頼する事はごく当たり前の日常です。留守宅でのペットのお世話代行はもちろんですが、毎日の散歩を依頼する事も多く見られます。
ニューヨークでは「ドッグウォーカー」という犬の散歩専門の仕事が成り立つほどです。
日本でも、ここ最近「ペットシッター」のサービスが定着しつつあります。留守宅でのペットのお世話代行や散歩の代行、中には定期的に動物病院へ通う際の通院代行などもあります。また老犬の介護のお手伝いや出張でもトレーニングも行っています。
でも、犬の性格によっては、とても人見知りで、家族以外の人間に警戒心を抱く場合や中には噛みつき行為を見せる場合もあるでしょう。
愛犬の性格を知っているからこそ、ペットシッターの依頼を躊躇してしまう飼い主さんもいます。
そのような時には、まず「慣らし体験」をさせてあげましょう。
「慣らし体験」とは、依頼予定のペットシッターに自宅を訪問してもらい、愛犬と触れ合い、警戒心を解いてもらうのです。
愛犬にとっても、留守宅に突然訪問し、食事の用意をしたり、散歩に連れだそうとされたら当然不信感を抱くでしょう。
ですから、家族が在宅しているときに訪問し、家族と共の過ごす姿を愛犬に覚えさせておくのです。
この時、実際の食事の用意をしたり、いつもの散歩ルートを家族と共に歩いたり、愛犬のベッドやハウスの掃除を一緒にしてもらうと効果的です。
危険な相手ではない事、飼い主と友好関係にある人だという事を愛犬に教えてあげる事が「慣らし体験」なのです。
飼い主にとっても、事前に日常の世話の方法を説明できるので、留守中の安心にもつながる事でしょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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