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2016年8月12日
愛犬のお手入れの中でも、多くの飼い主さんが「苦手」というのは爪切りでしょう。
爪を切ろうにもなかなかじっとしていてくれない、どこまで切っていいのかわからない、出血をさせてしまった事があって怖いと・・・
でも、爪切りの為にトリミングショップへ連れてゆくのはちょっと面倒ですね。
犬にとって爪を切る事自体は、特に痛みもなく、不快なものでもありません。それは私達人間と同様でしょう。ただ、爪を切るために押さえつけられる事、つま先をぎゅっと握られる事、出血をしてしまう事は当然の事ながら嫌な行為です。
愛犬の爪切りに自宅で挑戦する場合には、「焦らない」「無理強いをしない」事がポイントです。
まずは、愛犬を抱っこして、つま先を触る事から徐々に慣らしてゆきましょう。犬にとってつま先は急所の一つです。ですから、つま先を触られる事は条件反射的に拒否してしまうのです。愛犬が拒否反応を示したら、叱ったり、無理強いするのではなくどうすればいやがらないか?どの程度の力加減ならいやがらないか?と手探りで探してあげましょう。
抱っこの仕方や抑え方を変えるだけでも、拒否反応を起こさなくなる場合もあります。
そのうえで、つま先に爪切りを軽く当ててみましょう。つま先に爪きりが触れる事に慣れさせる事が目的ですから、無理に爪を切る必要はありません。また、犬は臭いを嗅ぐことで、危険なものではないと判断し、安心する場合もあります。もし、愛犬が爪切りに興味を示す様であれば臭いを嗅がせたり、噛ませたりしてあげましょう。
愛犬の警戒心が薄れたところで、実際の爪きりを進めてゆきます。まずは切りすぎてしまわないように先端を少しずつ切り進めてゆきましょう。もし嫌がるようであれば、一度にすべての爪を切りおえなくても、今日は右足、明日は左足と徐々にすすめてもいいでしょう。
最初は、お互いに力みすぎてしまいぎこちなかったり、時間がかかってしまうものでしょうが、定期的に続けて行く事で徐々に上達し、スムーズにできるようになるものです。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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