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保護犬を迎え入れる前の心構え

2020年3月24日

保護犬を家族として迎え入れようと思ったことはありませんか?

世の中には悲しいことにあまりに捨て犬が多く、保護団体や個人が懸命に活動しても、なかなか全ての犬を救うことができないのが現状です。

そんなとき、保護犬を家族として迎え入れようと考えてくれる人々は、本当に救世主のような存在です。

しかしながら、保護犬は大抵の場合は成犬で、子犬を迎え入れるのとは状況が違うので少し難しい面もあります。

1、犬の過去が分からない

当たり前のことですが、ペットショップで購入する子犬とは異なり保護犬に関しては大抵の場合犬の過去は分かりません。

どんな状況でどのように育ったのかも分からないし、年齢さえも分からないことが殆どです。

そのため、飼いはじめたら吠えた、噛んだ、唸ったなんていうことは多々あります。

過去に人に虐待を受けていたかもしれないし、愛情を注がれていなかったのかもしれない。

犬の過去が分からないということは、犬が抱えた精神的問題点も把握しにくいので、しっかりと長期に渡り犬と向き合っていく覚悟が必要です。

柴犬

2、お互いに信頼性を築くためには時間がかかる

全ての保護犬ではありませんが、人に対してネガティブな感情がある犬と向き合うためには根気が必要です。

どんなにあたたかな気持ちで犬を迎え入れても、犬からすれば知らない人の家に急に連れてこられ、自分にこれから何が起こるのかも分からない状況なのです。

知らない環境で知らない人間に囲まれて、ストレスを抱くこともあるでしょうし、恐怖心で噛みつくようなこともあるかもしれません。

もちろんとても懐きやすい犬も数多くいますが、保護犬と信頼性を築くためには時間がかかることも考慮しておくと良いでしょう。

 

3、病気の可能性は捨てきれない

ペットショップで子犬を購入する場合は、全般的な病気リスクはとても低いといえます。

しかし、保護犬の場合はフィラリアを中心とした感染症や年齢に伴って引き起こされやすい病気の可能性などのリスクが、子犬と比較すると圧倒的に高くなります。

引き取ったときは健康だったのに、引き取ってすぐ病気になった、または病気が判明したなんてことも多々あります。

病気のリスクについてもしっかりと考えておきましょう。

 

保護犬

家族のいない保護犬を家族として迎え入れるということは、本当に素敵なことです。

犬にとっても素敵なことですし、迎え入れる家族にも楽しい思い出がたくさんできるでしょう。

しかし、また犬が捨てられてしまうなんてことがないよう、保護犬を迎え入れる前にはしっかりとした心構えが必要です。

実際に、保護犬はトライアル期間(正式譲渡前に試しに一緒に生活する期間)で保護団体に返されてしまうことは多々あります。

問題行動が起こる可能性や病気の可能性など、考えられることは事前に考えてしっかりとした心構えで保護犬を迎え入れましょう。

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