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ボーダーコリーが気をつけたい病気

2019年12月30日

犬には犬種によって発症しやすい病気(ボーダーコリー)

犬には犬種によって発症しやすい病気がありますが、ボーダーコリーの場合は脚と眼に関わる先天性の病気が多いのが特徴です。

犬種別のかかりやすい病気を知っておくことは、愛犬の病気の早期発見に役立つことがあるので事前に病気について調べておきましょう。

 

ボーダーコリー

コリーアイ症候群

・病気について

コリーアイ症候群とはコリー全般に発症しやすい目の病気で、先天性の遺伝子性原因により眼底を覆っている膜(脈絡膜)に欠損が生じます。

・症状

初期症状はとくにありませんが、重症化することによって視力に障害がでるので、コリー犬を飼っている場合は離れた場所でボールなどを落としてしっかりと見えているか定期的に確認することをおすすめします。

・治療法

生まれつきの疾患であるため、残念ながら現段階では効果的な治療法がありません。

原発性水晶体脱臼

・病気について

原発性水晶体脱臼はボーダーコリーに多い水晶体の病気で、水晶体であるレンズ部分が正常位置から外れてしまう先天性の遺伝子性疾患です。

・症状

水晶体脱臼の場合、角膜の炎症によって結膜炎が起こることで眼が充血しているように見えることがあり、その他眼が白く濁ることもあります。

緑内障やブドウ膜炎を併発する危険性があるので、日頃から愛犬の眼の色や角膜部分に異常がないか確認しましょう。

・治療法

原発性水晶体脱臼の場合、病気自体の根本的治療というよりも緑内障やブドウ膜炎をはじめとする他の病気を併発させないために治療が施されます。

病気の度合いや進行状況によって、内科治療を行うか外科治療を行うかを考えなければいけません。

 

ボーダーコリー

股関節形成不全

・病気について

・症状

歩いているときや走っているときに股関節のバランスが悪くなることが多く、よろめいたり、ふらついたりします。

後ろ脚に障害がでることが多く、片方の脚をかばって歩くことがあります。

重度の股関節形成不全の場合、犬は痛みによって歩くことさえ嫌がります。

・治療法

内科治療では股関節形成不全の根本治療はできず、痛みの緩和を目的とした治療が行われます。

外科治療では疾患を持つ関節の矯正が行われたり、場合によっては人口器具を代わりに埋め込んだりすることがあります。

ボーダーコリー

まとめ

もともと牧羊犬として活躍していたボーダーコリーは、運動能力も高い犬種であると言われており走り回っているイメージが強いかと思います。

しかしながら、活発に動くために重要となる脚や眼の遺伝子的疾患が非常に多いため、ボーダーコリーを飼っている場合は日々こまめに眼や脚に異変がないか確認してあげましょう。

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