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もし大切な愛犬が癌になったら

2016年9月27日

犬の長寿化が進み、動物医療の急速な発達もあり、今や犬も「癌」を発症する事、高度医療による治療を受ける事が当たり前になってきています。

ただ、犬の場合、体の目立つ場所にしこりが出来るという飼い主がすぐに気が付く事が出来る症状出ない限りは、なかなか早期発見が難しい病気でもあります。

犬は痛みを極限まで我慢してしまう性質があるのですが、食欲不振や運動量の低下、目のよどみなどの変化が必ず現れるので、日ごろから気にかけてあげましょう。

また、犬の癌の治療方法は人間と同様で手術や抗がん剤治療が主流です。

手術の場合、発症している部位の切除で対処療法としての処置も可能ですが、全身麻酔が必要な事、切除部位によっては日常生活に支障をきたす場合もあるので、事前に十分な説明を受けたうえで判断しましょう。

また、抗癌剤治の場合、手術よりも効果が見込めるとも言われていますが、犬の体への負担がとても大きい上に、通院回数も多く、保険加入が無い場合には相当な費用が生じます。

途中で治療を中断する事でかえって症状が悪化してしまう場合もあるので、あらゆる面から納得できるように説明を受け、無理のない治療計画を立てる必要があるでしょう。

また、愛犬が癌を発症したからといって、無理に高度医療を望む必要がないという流れも最近では増えつつあります。家族と離れ入院生活をさせたり、抗癌剤治療で辛い思いをさせることよりも、年齢や性格を考えて、薬剤による治療は痛み止め程度におさえ、自宅療養という選択をするという事です。

住み慣れた家で、食べられる時に食べられる物を食べる、安心して眠る事が出来るという事が何よりという事もあるのでしょう。

癌という診断が下ると、愛犬との残りの時間がリアルになるものですが、まずは何がお互いにとって最良の選択なのか、周りの情報や最先端医療という言葉に左右されずに考えてみるとよいのではないでしょうか。

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