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2019年5月22日
最近ペットショップでもMIX犬を見かけることが多いでしょう。チワワとプードル、チワワとダックスなど人気犬同士のMIXにはオリジナルの名前もついています。ただ一方でMIX犬について様々な声も上がっています。MIX犬を家族に迎えるときは、将来のこと、成長後の事をしっかりと考えてあげましょう。
純血種の犬の場合、両親の血統からある程度の成長後のサイズの予測が出来ます。でもMIX犬の場合、なかなか両親のサイズ通りにはいかないものです。
小型犬を両親にもつものの、子犬が成長後に10㎏近くになることもあります。もちろんその逆もあり、両親よりも小さく収まることもあります。
MIX犬は将来のサイズが想像できないという事はしっかりと理解しておきましょう。
マンションなどで、飼育可能な犬のサイズに制限がある場合、安易にMIX犬を家族に迎えることで、将来規約違反に悩むこともあります。事前にしっかりと内容を確認しておきましょう。
MIX犬は成長とともに様々な表情を見せるものです。外見的な変化も目覚ましく、毛質も大きく変わることもあります。中には子犬期の産毛が抜けた後に毛色もだいぶ変わることがあります。
子犬のころは父親にだったものの、成長とともに母親似になることも珍しくありません。
中には成長とともに耳が大きくなったり、足が長くなったりとまるで違う印象になることもあります。
MIX犬はこのような変化もチャームポイントとしてとらえてあげましょう。成長過程で見せる変化を写真に残すのもまた楽しいでしょう。
過度な先入観で愛犬を評価せず、愛犬だけのオリジナリティだと喜んであげましょう。
MIX犬の人気が高まる中で、中にはより個性的な子犬をと考えてしまうブリーダーの方もいます。例えばダックスとパグの組み合わせなど・・・足の細いパグと胴体に重量のあるダックスですから、子犬の体形によっては将来の骨格に負担がかかりやすくなることもあるでしょう。
犬にはそれぞれの特性にあった骨格や気質があります。外見や希少性に過度にとらわれないこともとても大切なことです。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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