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2019年4月6日
垂れ耳の犬は週に数回耳掃除をするようにとペットショップやどうぶつ病院から指導を受けるでしょう。中には耳をかゆがったり、悪臭がしたり、頻繁に頭を振るなど耳の不調を訴える犬もいます。耳は様々な機能が集中する大切な機関です。正常で清潔に保つことが何より大切なので、耳掃除嫌いを克服してゆきましょう。
犬にも人間同様に全身にツボがあります。このツボを適度に刺激されることでリラックス出来たり、リンパの流れや新陳代謝の向上、神経からくる痛みの解消なども期待出来ます。
犬の耳も近くにもリラックス出来るツボがあるので、耳付近を撫でると犬が気分のよさそうな表情を見せてくれるでしょう。
しかしいざ耳掃除となった途端に嫌がる、唸る、逃げる場合、決して無理強いをせずになぜ嫌いなのか?を考え克服出来るように取り組んであげましょう。
犬の耳掃除にはいくつかの方法があります。基本的に垂れた耳を持つ犬種に欠かせないお手入れです。
〇プードル、シーズー、マルチーズ、シュナウザー
このように定期的なカットが必要な犬種は、耳の中に生えている産毛も長く伸びるので、産毛を抜きます。もちろん犬にとっては不快で痛みも伴います。抜かないという方もおられるとは思います。すべて抜き取ったうえで、耳内を専用のローションでふき取り、耳掃除が完了します。
〇ダックス、レトリバー、キャバリア
被毛のカットが必要のない犬種は耳内部のふき取り掃除だけで十分です。ただ耳内部は汚れがたまりやすく、汚れが固まっていることが多いので、専用のローションで汚れを浮かせてから取り除きます。
愛犬の耳に触れただけなのに・・・耳をめくっただけなのに・・・激しく怒りだすことがあります。実は耳は犬も神経が集中する大変重要な部分です。皮膚も薄く傷つきやすい事を理解しておきましょう。
産毛を抜く時、コットンで中を拭き取る時、痒さから自身で掻いた時、耳内部を傷つけてしまっていることもあります。以前の失敗がトラウマになっていることもあれば、痒みや炎症で愛犬が過敏になっていることもあります。嫌がる場合は動物病院に相談し無理をせずに安全にお手入れを済ませてあげましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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