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実は違反行為。犬を車の乗せる時の注意点

2016年10月28日

愛犬を車の乗せる時、キャリーケースを使用していますか?それとも膝に乗せたり、抱っこしていたり、車内で自由にさせていますか?

車に乗り慣れている愛犬の場合、車内でキャリーケースに入れたり、リードでつなぐ事をしなくても、じっとしていられるのでしょう。

しかし、実は運転中に車内で愛犬を自由にさせておくこと、運転手が抱っこしたり、膝に乗せたりしている事は、道路交通法違反に当たります。

危険運転とみなされるからです。携帯電話の使用やカーナビの操作同様に場合によっては、罰金などの厳しい措置を受けることもあります。

この法令は、ペットの飼い主の間でも意外に知られていないものです。実際に捕まったという方が身近にいなかったり、テレビのニュースで話題になる事も少ないからなのでしょう。

でも、以前は運転中にチワワを膝の乗せていた女性が、交差点で急ブレーキを掛けた際に、チワワが足元へ転げ落ちてしまい、アクセルとブレーキをあつかえずに事故を起こしてしまうというケースがありました。

他にも、交通事故が起きた際に、小型犬が車外へ放り出されてしまうというケースもありました。

大型犬が、走行中に窓から顔を出していたところ、他の車が跳ね上げた小石にあたり大けがをしたというケースもあります。

このように、「普段」は「いつも」はおとなしい愛犬も咄嗟の時に思いもよらぬ事態に巻き込まれてしまう危険があるのです。

もちろん、運転手自身も走行中に突然、愛犬に気を取られて運転を誤ってしまうこともあります。

法律では運転中は、犬はキャリーケースに入れるように義務付けられています。もしキャリーケースに入らないほど大きい場合は、リードやシートベルトでしっかりと固定し、運転の妨害行為が起きないようにしておかなければなりません。

これは、運転手の為でもあり、事故で周りの迷惑を掛けないためでもあり、愛犬の為でもあります。小さいから、大人しいからと過信する事なく、常に安全に配慮しましょう。

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