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2016年7月15日
現在の日本では、多い年には1年間におよそ20万頭もの犬が殺処分されています。
年々保護活動に取り組まれる団体や個人の方の数が増えてはいるものの、殺処分の前に保護され、新しい飼い主が見つかる犬はほんの一握りです。
そのため、私たちが今このときを過ごしている今日もなお、1日およそ500頭もの大切な命が人間によって消されています。
私たちが普段目にすることのない場所で、私たち人間のエゴによって、何の罪もない大切な命が消し去られているのです。
私たちペットライフ吉造は、この悲惨な現状を私たちの取り組みによって変えていきたい、変えていくのだと、本気で思っております。
殺処分される犬たちのなかには、野良犬ももちろんいますが、近年では主にペットとして飼われていた犬たちが、様々な理由で飼い主たちに捨てられています。
こうして飼い主たちに見放された犬たちを救うサポートを行っているのが、保護活動をされている方々や様々な機関です。
ただし、これらの保護活動では、まず前提として飼い主から捨てられた、虐待されている等、すでに彼らが悲惨な状況下にいて、新たな飼い主や家族を見つけるという過程になります。
そのため、殺処分大国ともいわれる日本が抱えている問題の殺処分数を減らすことはできたとしても、ゼロにすることは不可能だと思います。
私たちペットライフ吉造では、「トレーニング・シッター・介護サポート」といった大きく3つのサービスによって、捨てられる犬をまずつくらない環境づくりに努めています。
ペットとして飼っていた犬を手放す理由は本当に様々ですが、そのなかでも「しつけ・お世話・介護」この3つの理由が多く挙げられます。
ただし、この3つの理由をサポートできる体制が日本では全くといっていいほどに整っていません。
ペットを見放す際にはメジャーとなるこれら3つの理由が、現在の日本社会ではスポットのあてられない非常にマイナーな問題とされている状況こそが、とても闇の深い問題であると考えています。
また特に、現在提供されているドッグトレーニングサービスはどこも本当に手が出せないほどの高価なサービスであるがゆえ、頼みたくても頼めないという価格相場の問題もあります。
だからこそ、私たちペットライフ吉造では「安価なプランで成果を出す」というスローガンの下、誰もがすぐに手を伸ばせるような価格設定をしております。
ただただ多くの人を雇い幅広くビジネス展開をし利益を出すような方法は、まるで利益優先で子犬を繁殖させている「パピーミル」のように感じてしまい、許せません。
こういったビジネスでは利益は得られますが、とても大きな何かを失っているように感じてなりません。
パピーミルを含め、殺処分大国日本が抱える問題を少しずつでいいから、着実に変えていけるシステムを築きたいとの想いから、ペットライフ吉造は誕生しました。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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