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2016年7月15日
いつもと違う所へ散歩に連れてやりたい、旅行に連れて行きたい、雨が降っているので動物病院に車に乗せていきたい、こんな風に犬を飼っていると車に乗せる機会が意外と出てきます。
愛犬と楽しくドライブするにはどんなことが必要でしょうか?
・犬の居る場所を決めよう
「助手席に座って、風に吹かれながら窓から外を眺めるワンちゃん」って楽しそうですよね。でも、犬は人間とは違います。万が一の時に飼い主さんとワンちゃんが大変な目に遭わないよう、車に乗せる際は犬の動きを制限する必要があります。
犬のドライブグッズは色々売られており、犬用シートベルトもありますが、お勧めはクレート管理です。周りを囲まれたスペースに落ち着かせることによって、運転中に邪魔をされることもなくなりますし、犬も酔いにくくなると言われています。ただ、車に乗せるときだけクレートに入れようとしてもうまくいかないかもしれません。愛犬が「ハウス」の指示で入るクレートを一つ準備し、日ごろからその中にいる状況に慣らしておくと、ドライブに連れていく際にも役に立つのではと思います。
・車酔いをどうするか
人間でも個人差が大きいですが、犬でも全く酔わない犬と10分と持たない犬がいます。犬は酔うとまず息遣いが荒くなり、次によだれをダラダラ流し、ひどくなると吐くこともあります。
愛犬が酔ってしまう犬だと分かった場合は無理にドライブに付き合わせず、まずは動いてない車中にいることに慣らすことから始め、駐車中の車内で過ごせるようになったら、少しずつ乗車距離を伸ばすというように、地道にステップを進めていきましょう。
犬が酔う原因のひとつに「車に乗ると病院に連れて行かれる」など嫌な思い出とセットになった心理的要因もあると言われています。しかし、いくら車中に慣らしても体質的に本当に車に弱いわんちゃんの場合は「酔い止め薬」を処方してもらうこともできます。
ワンちゃんを連れておでかけすると、思わぬ発見や新たな出会いがあったりします。飼い主さんもワンちゃんも、安全に楽しいドライブができるといいですね。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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