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2016年7月16日
飼い犬の毛艶が悪い、毛がパサパサしている、フケが気になるなど、毛並みと皮膚の悩みには内側からのケアが近道かもしれません。
シャンプーやトリミングサロンを変えてみる前に、栄養が足りているかを見直してみましょう。
健康的な毛並みを育てるために、愛犬に積極的に摂らせたい成分をまとめました。
・タンパク質
丈夫で美しい被毛が生えるには、土台である皮膚が健康でなければいけません。
しかし皮膚と毛の材料であるタンパク質は、全身の細胞を作るのにも欠かせません。
つまり、普段からタンパク質が足りていないと、せっかくコラーゲンなどの肌に良いタンパク質も、筋肉や内臓などで使われてしまいます。
そこで、カロリーはそのままでタンパク質の多いドッグフードに変えてみると、皮膚までタンパク質が行き届きやすくなります。
・必須脂肪酸
体内で作り出すことのできず、食事から摂らなければいけない脂肪酸の中には、毛並みと皮膚の改善に効果的なものがあります。
オメガ3脂肪酸には、強い抗炎症作用と抗アレルギー効果があり、肌トラブルを防ぐのに欠かせない成分です。
通常の食事では摂りにくく、青魚やアマニなどに多く含まれています。
オメガ6脂肪酸が不足すると、皮膚の潤いがなくなり毛がパサつく傾向があるので、適度に摂らなければいけません。
オメガ3とオメガ6は1:4から1:1の対比率で、バランス良く摂取することが肌の健康に効果的だと言われています。
・ビタミン類
肌に良いとされるビタミンCですが、犬は食事から摂らなくても体内で生成できます。
ビタミンCよりも、粘膜や皮膚を強くする働きがあるビタミンAや、ビタミンB群を摂らせましょう。
ビタミンBの中でも、肌細胞の代謝を正常に保つ効果があるのはB1、2、6です。
また、ビタミンEには抗酸化作用があり、細胞の老化を防いで若々しく保つことができます。
これらのビタミンは緑黄色野菜やレバーなどに多く含まれています。
美しい毛並みのためには、健康維持とバランスの良い食事が重要です。
もし足りていない栄養素があったら、食材やサプリでの栄養補助を考えてみてください。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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