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2016年7月23日
ドッグフードに使われているお肉には様々な種類がありますが、動物ごとに栄養バランスが異なるので、主原料のお肉選びは味だけでなく健康面の悩みも視野に入れると良いです。
また、決まった時間に毎日まったく同じエサという変化の乏しい食生活では、犬が持つ本能を刺激するきっかけが少なく、活力不足や食欲低下、痴呆症になりやすくなると言われています。
愛犬の体質に合わせて取り入れやすい、主食とおやつによく使われる動物性タンパク源を解説します。
・チキン
ビタミンCやEの働きに欠かせないセレンが多く、各ビタミンの抗酸化作用を助けます。
中でもササミは高タンパク低カロリーのダイエット食です。
・ポーク
脂肪分が多めですが、その脂肪にビタミンB1やB6など、皮膚を健康に保つビタミンがあります。
肌の悩みがある子には、カロリーの低いヒレを少量ずつ与えてみましょう。
・牛肉
脂肪分が多いので、赤身の中でもヒレや肩などの、できるだけカロリーの低い部分を選ぶ必要があります。
B12と亜鉛を多く含み、少量でカロリーがとれるので成長期の補助食になります。
・フィッシュ
脂肪分にDHA・EPAなどの脳の働きを助ける成分が多く含まれています。
和犬(柴犬など)は先祖が魚を多く食べる文化で暮らしてきたので、魚不足が痴呆症の原因となる可能性があります。
・ラム肉
脂肪の燃焼に効果的なカルニチンが含まれていて、ダイエット中の主食におすすめです。
また、犬の好きな独特の香りで、食欲がない子の食いつきを良くできます。
・鹿肉
鉄分が多い赤身でビタミンB2、B6、カリウム、亜鉛が豊富です。
カロリーと脂肪分が低いので、シニアの主食におすすめです。
・馬肉
同量の牛肉に比べて半分のカロリーで、2倍のタンパク質、鉄とカルシウムをとることができます。
少量で十分な栄養素をとれ るので、小食な子やシニアのおやつにぴったりです。
愛犬の体に合いそうなお肉は見つかったでしょうか?
生活習慣や体質によって主食のタンパク源を変えて、健康維持を目指しましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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