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2016年7月30日
毎年春になるとこの話題が出るものです。
フィラリアにノミダニ予防にと、毎年欠かさず行う事で予防できる病気ですから、忘れずに済ませておきましょう。
中には、ペットショップで子犬を購入する時には、このような予防が必要になる事を知らされておらず、動物病院でワクチンを接種する時に初めて知った。思いのほか費用が高額なので驚いたという声もあります。
治療よりも予防の方が安価です
たしかに、毎年数か月分の予防薬を購入し、定期的に飲ませるとなると、大型犬や多頭飼いの場合、それなりの費用も掛かるものです。
ですが、もし予防を怠りフィラリアに感染してしまった場合、その何十倍もの治療費用が掛かる事になるのです。
フィラリアは非常に致死率の高い危険な病気です。感染の発見が初期の場合でも、その後は一年間を通じて薬を飲ませる必要が生じてきてしまします。もし発見が遅ければ心臓付近の大手術です。
感染後に治療をするよりも、予防をする事の方が格段に安価に済むのですから、毎年欠かさずに予防を行いましょう。
海外製の薬剤には注意をしましょう
最近、インターネット上で「フィラリア薬」「ノミダニ駆除薬」の安価な製品が多数販売されています。
本来、日本ではフィラリア予防とマダニ予防効果のある薬剤は、獣医師の処方でなければ購入する事が出来ないと法律で定められています
しかし、海外では同じ製薬会社の製品がスーパーやペットショップの店頭で日本の価格よりも相当安価に販売されています。もちろん購入にあたって獣医師の処方箋も必要ありません。
これらの薬剤は、個人使用相当の分量であれば、個人輸入、海外への発送が可能な事から、現地で購入し日本へ発送をするという事が行われているのです。
ですが、もちろんパッケージは英語や現地の言葉で書かれており、この薬剤を使用する事でもし健康上のトラブルがあった場合でも対処しようがないというデメリットはあります。
薬剤は健康にかかわる大切なものです。使用にあたっては、十分に検討のうえ判断をしましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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