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吉造ブログ

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狂犬病注射

2016年7月31日

犬を飼っているご家庭の玄関などで「犬」と書かれたステッカーが張り出されているものを目にした事がありますか?

中には、自治体の名前が入っていたり、かわいいイラストになっている場合もあります。

一昔前までは、当たり前の光景でしたが最近ではあまり見かけることも少なくなってきています。

同様に、首輪やハーネスに「鑑札」と呼ばれる小さなプレートを付けている犬も最近はあまり見かけなくなってしまいました。

日本では、犬を飼育するにあたり、必ず自治体へ届け出をしなければいけないという法律があります。実は、この届け出は「有料」である事から、ペットショップなどでは販売時に購入者へ説明する事を避けている場合もあるようです。

この自治体への届け出をすると、毎年春に「狂犬病」の摂取に関する自治体からの案内が送付されます。

この毎年一回の「狂犬病」の予防接種も飼い主に法律で定められた義務なのです。

実は、日本では一大ペットブームも起こり、犬の飼育率が全世帯の3割りにも上るという統計もあるのですが、その一方で「狂犬病」の予防接種率が急激に低下しているという問題が生じています。

たしかに、犬の健康を考えるうえで、フィラリアやノミダニ予防に比べ、狂犬病の実際の発症事例の報告もここ数十年全く生じていないので、優先順位が低く考えられてしまうのでしょうが、法律で定められた義務である以上果たさなければならないのです。

狂犬病は接取の必要がないと思っている飼い主も多いのでしょう。しかし万が一、犬が人間を噛んでしまった場合や他の犬を噛んでしまったというトラブルを起こした場合には、飼い主としての法律義務を果たしていないという事で罰則が生じる場合もあります。

また、不注意で犬を逃がしてしまった場合、狂犬病を接取した際に交付される「鑑札」というプレートが名札の代わりになり、保護された施設から飼い主の元へ戻る事が出来る可能性もあるのです。

狂犬病は、年に一度必ず接取を済ませましょう。

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