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2016年8月7日
ご家庭で愛犬をシャンプーするとき、逃げたり暴れたり、大変な思いをしていませんか?
嫌がるからとお風呂に入れる回数を減らしてしまうと、慣れるきっかけがなくなり更に苦手になっていきます。
しかし、ワンちゃんが気持ちよくシャンプーできるポイントを守れば、嫌がることも減らせます。
・不快の原因を無くす
被毛の厚みによって熱いお湯はより熱く、冷たい水はより冷たく感じるので、38~40度のぬるま湯を使ってください。
そして、シャンプーを嫌がるワンちゃんの多くは、シャワーの大きな音を怖がっています。
お湯を出す前に吹き出し口を手のひらで覆って、できるだけ音を小さくしましょう。
お湯をかけるときは、シャワー口を毛に密着させると音が出にくくなります。
・洗いにくい箇所から
薄めたシャンプー液を全身にかけ、普段ブラッシングでは汚れが落ちにくいところから先に洗います。
首周りのシワ、脇と脚の付け根、足の裏、指の間や爪周りなどです。
ワンちゃんと飼い主さんが疲れてきても、残りが洗いやすい背中などなら手早く終わらせられるからです。
爪を立てずに、マッサージするように指の腹で洗いましょう。
・顔周りの洗いかた
シャンプーの泡を眉間と頬にのせたら、広げないように揉み洗いすると、目や口にシャンプーがはいりません。
耳の中にお湯を入れないために、顔には直接シャワーをかけず、手でぬぐいながらお湯をかけましょう。
シワがある子は念入りにお湯で流すか、タオルで撫で洗いすると汚れが落ちやすいです。
ブルブルと首を振るとき、耳の中のお湯と一緒に汚れが出てくるので、汚れてもいい場所で十分にさせてください。
また、体を振るって水気を飛ばすのはくしゃみのような反射行動なので、むやみに驚いたり叱ったりしないようにしてあげましょう。
ワンちゃんは、飼い主さんがシャンプー上手になったのだとわかれば、安心してお風呂に入れるようになります。
苦手な要素を取り除いて、優しく声をかけながら楽しくシャンプーしてあげましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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