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2016年8月9日
夏の風物詩である花火を愛犬と一緒に楽しみたい、花火大会に愛犬を連れてゆきたいと考える飼い主さんもいる事でしょう。
でも、犬は性格によって花火や雷をとても怖がる場合があります。もちろん中には全く気にする素振りを見せる事なく過ごせる性格の犬もいますが、こればかりはしつけで完全に治す事は難しいでしょう。
もし、愛犬が花火や雷などの突然の大音量を怖がる場合、パニックを起こしてしまう場合には、改善策ではなく対処法を考えてあげましょう。
日ごろサークルを使用して生活している場合にはサークル内にタオルなどを大目に入れ、雷や花火が終わるまでサークル内ですごさせてあげます。タオルなどがある事で、寝床を作ろうとしたり、うずくまって目を閉じていられるからです。
また、サークはないがキャリーケースがある場合には、一時的にキャリーケースに入れ、待機させてもいいでしょう。広い室内を自由に歩き回るのではなく、限られたスペースの中でじっとしている方が犬は安心できるのですから。
もし、屋外で犬を飼育している場合、まずは首輪や係留用のチェーンの破損が無いかを確認しましょう。ハーネスがある場合には一時的にハーネスに付け替えて置く事もよいでしょう。首輪の場合、パニックになり暴れる事で不意に外れてしまう危険性があるからです。
可能であれば、玄関内に移動させるという方法や、屋根のついた場所へ移動させ、係留用チェーンを短く結び、パニックを起こし暴れる事が出来ないように運動制限を掛けてもいいでしょう。
また、雷や花火にパニックを起こし、大声で吠えてしまう場合もあります。たとえ一時的な事とはいえ、ご近所への騒音が気になるところです。この場合、パニックを起こしている犬を叱っても効果はなく、益々パニック状態が悪化するばかりです。
キャリーケースやハウスに入っている場合には、タオルなどで全体を多い音漏れが少しでも軽減されるように工夫をするとよいでしょう。
雷も花火も短時間の出来事とはいえ、愛犬達にとってはいつ終わるともわからない恐怖でもあるので、出来る限り落ち着ける環境を作ってあげましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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