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2016年8月10日
いたずら盛りの子犬によくみられるトラブルですが、床に落ちていた小さなおもちゃを食べてしまった、いたずらで物を壊し破片を食べてしまったというトラブルがあります。
中には石鹸を食べてしまったというケースやティッシュを大量に食べてしまったといういたずらを起こす場合もあります。
このような場合、犬が口に咥えていることに気づき、すぐに取り上げようとしてもなかなか犬が口を開けてくれず、場合によっては慌てて飲み込んでしまうこともあります。
犬自身は、せっかく手に入れた自分の物ですから、後から来た相手に力づくで横取りされるとなれば、必死で抵抗するのも当然です。
もし、気が付いた時点でまだ異物が犬の口の中にある状態であれば、無理に取り上げようとするのではなく、オヤツやフードを見せ、犬に物々交換をもちかけてみましょう。オヤツやフードを食べる為には、今口の中にあるものを出さなければならないので、意外にスムーズに取り出す事が出来るものです。
また、物々交換に応じない場合、犬が急いで飲み込んでしまった場合には、まず「何」を飲み込んでしまったのかを確認しましょう。
大抵の異物はうんちと共に排せつされますが、中には胃の中にとどまってしまうものや腸を傷つけてしまう危険なものもあります。薬剤などであれば、胃の中で溶ける事であとから体調の急変などを起こす場合もあります。
飲み込んでしまった異物によって、すぐに動物病院へ駆け込むべきか、それとも自宅療養で様子をみるべきかを判断するためにも、何を飲み込んだのかの判断は大切です。
また、ティッシュやぬいぐるみの中の綿、糸などは一見、飲み込んでしまっても大きなトラブルになるとは思えないものですが、何度も繰り返す飲み込んでしまったり、大量に飲み込んでしまうと腸閉塞などの大きな病気につながる場合もあるので日ごろから、犬の届かない場所に置く、すぐに片づけるなど注意をしておきましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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