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2016年8月10日
犬を散歩している最中に、犬が草を食べる姿を見て驚いた方は多いことでしょう。
子犬のうちは、いたずら心から道端の草を食べ、遊ぶこともありますが、大人になってから、明らかに自分で草を選び、夢中で食べる事があります。
これは、お腹がすいている訳でも、草が好きな訳でもありません。
犬が胃に何等かの不快感を感じているサインなのです。消化不良を起こしている場合、胃もたれのような不快感を感じている場合、異物を飲み込んでしまった場合などにこの行動が見られます。
大抵の場合、長くても数日で治まるはずですが、一週間、それ以上と長引く場合には一度動物病院へ相談をするようにしましょう。
また、草を食べると同時に下痢や嘔吐などの症状も同時に起きている場合には、自宅療養にせずにすぐに動物病院へ通院をしましょう。
猫の場合、草を食べる事で、胃の中にある毛玉を吐き出したり、便の調子を整えたりという事が本来の習性としてあるので、特に心配になる行動ではありませんので心配はいらないでしょう。
でも、犬の場合は、病気のサインなので見逃さずに気が付いてあげましょう。
もし、動物病院の診察をうけても、特に異常が見つからない場合には、ドッグフードが体質に合わないという可能性もあります。
年齢と共に消化吸収機能が衰え、肉の含有量の多いドッグフードや脂肪分の高いドッグフードを食べると胃に不快感が出る場合や食事の量が多すぎるという事もあります。
一般的には、シニア用ドッグフードは6歳が切り替えの目安と言われていますが、それぞれの体調も考慮し、もう少し早い段階での切り替えや給餌量の調整をしてあげましょう。
また、草を食べる事自体は、犬自身の本能からくる自然な行動ですが、最近は公園などでも除草剤を散布している場合があります。知らずに食べてしまう事で愛犬が急な体調不良を起こしてしまう危険性もあるので、草を自由に食べさせる事に注意が必要になる場所もある事をきにかけておいてあげましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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