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2016年8月16日
犬を飼うということは、日々の餌代だけでは出費がすまないという事をしっかりと把握しておく必要があります。
ペットショップで子犬を購入する時には、販売にマイナスとなる説明は省かれる事が多いので、年間でどの程度の費用がかかるのか伏せられてしまう事が多いようです。
犬を飼うにあたって、年間の出費は、まずは餌代でしょう。
最近は、ドッグフードもますます良質化され、価格も高騰する傾向にあるようです。
小型犬であれば、ドッグフードは毎月3kgほど消費しますので、一般的な商品であれば3000円ほどでしょう。年間で36000円になります。
次に、毎年欠かさず予防を行うべきは「フィラリア」と「ノミダニ駆除」です。この予防期間が概ね6カ月ほどとされ、小型犬の場合、月々4000円の6か月分で24000円です。
さらに、法律で接取が義務付けられている狂犬病の予防注射が年に一度3000円かかります。
この他に、ヨーキーやトイプードル、シーズーなどの被毛が伸びる犬種の場合、トリミングに月間で5000円ほどかかりますから、年間で60000円になります。
犬が高齢になれば、予防だけでなく病気治療にも費用が嵩みます。
これらの出費は、中型犬、大型犬となればさらに倍以上の金額に増額されてゆきます。
多頭飼いをしている場合にも、同様に何倍にもなる事でしょう。
しかし、これらの出費をすべて賄いつつ、平均15年と言われる寿命を全うできる環境を作り、維持する事が犬を飼うという事なのです。
実際の生活では、このほかにペットホテルを利用したり、用品を購入したりという出費もかさむでしょう。
中には、想像以上に出費がかさむ事に驚き、犬を保健所へ持ち込むケースもあります。
犬を飼うという事と犬を買う事は全くの別問題だという話があります。
おなじ「かう」でも字が違うだけでまるで違う意味になるのです。犬を買う以上は、生涯を通じて、健康で快適な環境にしてあげる事ができるようにこころがけたいものです。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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