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吉造ブログ

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小さな子供がいる場合、保護犬を飼うのは難しい?

2016年9月2日

最近は、日本でも子供の情操教育の為にと小さな子供がいるご家庭で犬を飼っていることが増えている様です。

たしかに、犬は子供にたくさんの事を教えてくれるでしょう。子供が大きくなれば、お互いに遊びを通じてかけがえのない存在にもなってくれます。

もちろん、里親希望者の中には、小さな子供がいるご家庭も多く見られます。

ペットショッではなく里親という選択肢を選んだ、子供に手がかかるので子犬ではなく成犬がいいなど理由は様々です。

しかし、動物愛護団体の中には、小さな子供がいる家庭への譲渡を不可としている場合も多く見られます。これは単なる先入観からくる条件ではなく、実際に保健所へ持ち込まれる経緯を見た中での判断なのです。

具体的には、子供の為にと思いペットショップで子犬を購入したものの、飼育後に子供のアレルギーや喘息が発症したので飼育が出来ない。

犬を飼ってみたら思いのほか手がかかり、子育てとの両立が難しいなどの理由や、犬が甘噛みをしたり、子供にじゃれつく事が危険に感じるという声もあります。

飼い主には、自身が正当だと思う理由があってこその判断とはいえ、これ以上悲しい思いを繰り返さないためにも、保護に携わる者はこの点を気にかけているのです。

小さな子供がいるうえでも、保護犬を引き取り、里親になりたいと希望をするのであれば、子供に健康上の心配がない事、住居に犬を飼育する十分なスペースを確保できる事、散歩などの日常的な世話を家族内でどう分担するのか、飼育にかかる費用が今後負担にならないのかをしっかりと考えてみましよう。

もし、少しでも不安が残るのであれば、無理に小さな子供と犬との生活をスタートさせなくても、子供が成長し、子供自身も犬の世話を分担できるほどの年齢になってから犬の飼育を始めても情操教育という意味では十分な効果があるので心配はご無用でしょう。

どのタイミングが適切なのか、なかなか自身では判断が難しいものですから、気軽にトレーナーや動物愛護センター関係者へ相談をしてみましょう。

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