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夜中の遠吠え&朝の爆睡!困った昼夜逆転!

2020年7月2日

シニアに多い生活のお悩み

愛犬が夜になると大声で遠吠えをしてしまう・・・夜になると室内を走り回ってしまう・・・でも朝は爆睡で家族の生活音にもまるで気がつかないほど・・・こんなお悩みにお困りではありませんか?

実は高齢の犬にこのお悩みは多くみられます。今回は改善に効果的な生活習慣の見直し法をアドバイス!

昼夜逆転生活の原因は「体内時計の乱れ」

これまでは毎日の散歩の時間、ご飯の時間、家族が帰宅する時間をしっかりと覚え、愛犬なりにリズムのある生活を送っていたものの、加齢とともにマイペースさが進んでいるでしょう。

これはすべての犬が加齢とともに見せる自然な変化です。決してしつけや家族の接し方に問題があるわけではありません。

愛犬の加齢とともに気が付けば散歩の時間が短くなったり、愛犬と一緒にお出掛けをする機会が減ったりという変化もあるでしょう。

実はこの「散歩の減少」が愛犬の昼夜逆転生活の原因の1つになっています。

散歩に出ることで、朝の光を浴び、空気の温度を感じ、他犬の排泄の臭いを嗅ぐ・・・これらで愛犬は「朝」という時間を認識していました。夕方の散歩も同様です。

でも愛犬が歳をとり、歩くことが困難になると散歩に出かけずに室内で過ごすことが多くなります。気が付けば一日の時間の流れを体感することがなくなり、季節の移り変わりを感じることもなくなっているのです。

こうなると愛犬の体内時計も自然と乱れ始めます。

愛犬は、夜になり家族が揃う時間、賑やかになる時間に体力を温存しようと考え、昼間は眠って過ごすようになるでしょう。

家族に撫でてもらいたいと思い、夕方~夜に行動する習慣がついてしまうと、家族が寝静まった後も時間のずれを認識できず、寂しさや不安から遠吠えをして家族を呼ぼうとします。

加齢とともに生活習慣や運動量に変化が起こることは仕方がないことですが、家族も愛犬もストレスをためずに済むように、無理のない範囲で体内時計の正常化を目指しましょう。

チワワ

抱っこでもペットカートでもOK!愛犬を外へ連れ出そう

一度乱れてしまった愛犬の体内時計を正常化させることは簡単なことではありません。

根気が必要です。

でもできる限り愛犬を屋外に連れ出し、日光を浴びさせることを心がけると徐々に改善がみられることもあるので、ぜひ心がけてゆきましょう。

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