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2020年5月7日
美味しいご飯を食べさせてあげたい、アレルギーがあるので市販のフードは控えたい、高齢なので消化吸収にいいものを用意してあげたい。最近、愛犬のご飯を手作りされる方が増えています。
でも栄養バランスは?カロリーは?レシピは?といろいろと考えてしまう方も多いでしょう。
今回は基本となる犬の必須栄養素についてのお話です。
犬も人間も、栄養バランスのよい食事をとることが健康管理に不可欠です。
毎日の食事で必ず接種すべき栄養素を「必須栄養素」といいます。
この必須栄養素種類は人間も犬もほぼ同じと考えて問題ありません。
必須栄養素は下記です。
ただ犬の場合、人間に比べタンパク質の摂取率が高くなります。
愛犬の手作りご飯を作るときは、肉や魚、豆腐など良質なタンパク質を十分な量接種できるようレシピを考えてあげましょう。
手作りご飯の課題は、毎日の食材調達でしょう。毎回異なる食材を用意したり、栄養バランスを考えたり・・・こんな時は、メインとなるドッグフードを決め、トッピングで手作り食もおすすめです。
この方法なら、肉や魚、茹でた野菜をトッピングするだけで、簡単な手作りご飯が完成します。
もちろんドッグフードの代わりには白米や食パン、うどんを用いる方法も手軽でおすすめです。
手作り食は、難しく考えずに、家族の料理を作る手間と同時進行で気軽に、楽しく取り組むことが成功のカギです。
犬に野菜を与える場合は、指でつぶれるくらいまで柔らかく茹で、小さく刻んであげましょう。
犬本来の食性や内臓機能から考えると、犬は生野菜の消化吸収が得意ではありません。
子犬やシニア犬は、生野菜を与えることで下痢や嘔吐を起こしてしまうこともあります。
特に根菜類や繊維質の多い野菜はしっかりと茹で、小さく刻んであげましょう。
高齢な犬には、スムージー状にひと手間加えてあげると、より消化吸収への負担を減らすことができます。
手作りだからこそ、愛犬にあった調理法や材料で工夫を重ねてあげましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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