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2019年11月26日
最近では多くのメーカーから様々な種類のドッグフードが販売されており、ドッグフード選びに悩む飼い主さんもいるでしょう。
今回は、犬の健康に役立つドッグフードの選び方について、無添加、ヒューマングレード、グレインフリーを中心にご紹介致します。
犬の健康に役立つドッグフードの選び方の基本は、無添加のドッグフードであるか否かです。
無添加とは、保存料や酸化防止剤、保湿剤や着色料が含まれていないドッグフードですが、これら4つの添加物は長期間犬に与えることによって健康被害を与えやすいので気をつけましょう。
全ての添加物が犬の体に悪影響を及ぼすわけではありませんが、添加物には発がん物質が含まれるものが多いので、無添加のドッグフードを選ぶに越したことはありません。
しかしながら、添加物にはそれぞれの役割があり長期間ドッグフードを酸化させにくい状態にする、栄養価を高める、犬の嗜好性を高めるなどメリットもありますので、飼い主さんによっては添加物の入ったドッグフードを選ぶ方もいます。
そんな時には、「天然由来」と表記がある添加物を選ぶことをおすすめします。
ドッグフードの添加物には「天然由来」の添加物と「合成」の添加物がありますが、天然由来の方が一般的には犬にとっての健康被害が少ないと言えます。
ドイツをはじめとしペット先進国の外国メーカーのドッグフードに関しては、使用している食材がヒューマングレードであるかを重要視する傾向にあります。
しかしながら、日本のペットフード業界ではまだまだそこまで配慮されたドッグフードが少なく、肉類については副産物を利用しているメーカーもあるのでドッグフードを選ぶ時には注意しましょう。
例えば、内臓部分や頭、脚部分や骨部分、鶏の場合は羽など人間が食べないものをドッグフードに利用していることがありますが、利用している副産物がどの部位の副産物であるかについても注意して選ぶ必要があります。
ヒューマングレードである食品基準とドッグフードの安全基準は大きく異なりますので、高い基準をクリアしているヒューマングレードのドッグフードを選ぶことが大切です。
ドッグフードは生産コスト削減のために穀物類を多く使用していることがあります。
しかしながら、穀物が主成分のドッグフードには犬にとって消化が不得意な炭水化物が多く含まれているため、必要以上に摂取することは好ましくありません。
その他にも穀物に含まれるタンパク質については、動物性たんぱく質の消化吸収を得意とする犬にとっては胃腸に負担をかけやすいのでドッグフードを選ぶ時には気をつけましょう。
グレインフリーのドッグフードについては、穀物を利用せずに動物肉のタンパク質を主成分としているため犬の消化吸収や栄養素の効率的利用にも役立つためおすすめです。
犬の健康に役立つドッグフードの選び方についてご紹介致しましたが、犬の健康を考える上では「犬の体に被害を与えないドッグフードであること」と「犬の体に負担をかけないドッグフードであること」が最低条件です。
ドッグフードは基本的には継続して与え続けるものですので、犬の健康維持のためにドッグフード選びには細心の注意を払いましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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