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ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい3つの病気

2019年11月16日

ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気についてご紹介

仙人のような口ひげや眉毛が特徴的なミニチュア・シュナウザーは、その愛くるしい容姿だけではなく賢い頭脳でも多くの人を魅了している人気犬種です。

今回は、そんなミニチュア・シュナウザーを飼っている飼い主さんやこれから飼いたいと考えている方に是非読んで欲しいミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気についてご紹介致します。

若くてもかかりやすい「白内障」

若年性の白内障が多いと言われている

白内障は多くの犬にみられる病気ですが、実はミニチュア・シュナウザーの場合は若年性の白内障が多いと言われています。

ミニチュア・シュナウザーというと、目に被毛が被りやすいため白内障の原因が毛によるものであると判断されがちですが、毛が原因ではなく先天性に白内障を発症しやすい性質を持っています。

白内障とは目の水晶体が白く濁って視力が悪くなっていく病気で、部分的に白く濁る場合と全体的に濁る場合があります。

早期治療を行わずに放置してしまうと重症化して失明する危険性もあります。

また白内障については予防方法がないため、少しでも目に異変がある場合は早めに動物病院に行って早期治療を心がけましょう。

犬の写真

息切れが目立ったら要注意「洞不全症候群」

心臓の「洞房結節」と呼ばれる部位の働きが鈍くなってしまう病気

ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい洞不全症候群とは、心臓の「洞房結節」と呼ばれる部位の働きが鈍くなってしまう病気です。

「洞房結節」とは犬の心臓のペースメーカー的役割を果たす器官で、心臓を構成する筋肉である心筋を動かすよう指令を一定のリズムで送ります。

これによって心筋が一定のリズムで動きますが、洞不全症候群によって指令を出す「洞房結節」が正常に機能しなくなると、この命令が遅くなることによって心臓が休止状態になり心停止などを引き起こす要因となります。

重度の洞不全症候群の場合は命に直結する危険な病気ですので、犬の息切れやふらつき、失神などの症状が出たら早急に動物病院で検査をしましょう。

特にミニチュア・シュナウザーやその他の心臓病を発症している犬については注意が必要です。

無症状で発見が遅れやすい「胆石症」

胆汁が結石化することによって胆のう、または胆管に留まってしまう

胆石症とは名前の通り胆石ができる病気で、胆汁が結石化することによって胆のう、または胆管に留まってしまいます。

犬の場合は胆石ができても無症状な場合も多く、特に肝臓にできた胆石は症状が出にくい為健康診断で見つかるようなケースもあります。

人間とは異なり犬の胆石症の場合は治療の必要性が低い場合もありますが、部位によっては(胆のう内部の結石や総胆管内の結石など)痛みを伴うことがあるので、胆石症を発症しやすいミニチュア・シュナウザーは特に定期的な健康診断で早期発見が大切になります。

胆石によって胆道が塞がってしまうこともあり、その場合は黄疸が現れたり目や口の粘膜が黄色っぽく変色したりすることがあるので、日頃から犬の様子を小まめに見てあげることも大切です。

犬の写真

犬の中では比較的病気を発症しにくいともいわれているミニチュア・シュナウザーですが、中には遺伝子的要因によって発症しやすい病気もあります。

ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気は、症状に気づきにくい病気も多く飼い主が気づいた時には病気が進行しているケースもあるので、日頃から愛犬の様子をしっかりと見て早期発見のために定期的な健康診断を受けると良いでしょう。

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