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2019年11月15日
犬にとって基本的なしつけとは、「おすわり」、「待て」、「伏せ」、「来い」の4つですが、これらは犬の問題行動防止、飼い主と犬双方にとっての快適な生活を実現、飼い主と犬のコミュニケーションのために非常に大切です。
またこれらの基本的なしつけが出来ていないと、その他のしつけが出来ない場合も数多くあります。
今回は、基本的なしつけ「おすわり」、「待て」、「伏せ」、「来い」の4つの必要性についてご紹介致します。
犬も人間同様に座っている時には体のみならず精神面も穏やかになる傾向にあるため、「おすわり」が出来るとドッグランなどで人や他の犬に飛びつこうとした時の防止に役立ちます。
その他、飼い主にとって立っている犬より座って落ち着いている犬の方が制御しやすいことから様々なしつけを行う時にも「おすわり」が出来ることが必須条件となります。
「待て」のしつけが犬に必要な理由は、交通事故などの何かしらの事故から犬を守るためです。
その他、「待て」は「おすわり」同様に犬を落ち着かせる、他者や他犬への飛びつき防止、犬を制御しやすくするために有効なしつけです。
「伏せ」のしつけが犬に必要な理由は、第一に犬の体と精神を休ませることです。
「おすわり」同様に犬を落ち着かせるためにも有効ですが、単純に出かけ先で長時間犬を待たせる時にも犬は伏せた状態の方がリラックスして待つことができます。
ちなみに盲導犬など人のために仕事をする犬の場合は、どんな場所でも伏せることによって体や精神を休ませることができるよう、しっかりとしたしつけが行われています。
「来い」のしつけは「待て」同様に、交通事故などの何かしらの事故から犬を守るために必須です。
よく迷子犬のチラシを見かけますが、犬が音で驚いたり鳥を追いかけたり、パニックになったりと逃げてしまう事がありますが、飼い主がその場にいた場合は「来い」のコマンド(合図)で犬が飼い主のもとに戻ってくれば犬を危険から守ることができます。
その他にも犬が興奮して他の犬や人に危害を与える危険性があるときにも、「来い」の呼び戻しが非常に役立ちます。
犬の基本的なしつけについてご紹介致しましたが、これら4つのしつけに関しては飼い主のためだけではなく犬を守るために非常に大切なしつけです。
たまに犬のしつけと言うと、飼い主の言う事を聞かせるためだけのものだと勘違いする人もいますが、犬が問題行動を起こすということは犬の身にも危険を及ぼしたり、最悪の場合は問題行動によって犬が保健所に連れてこられたりする場合もあります。
飼い主と犬双方の豊かな生活を守るために、しっかりと犬が飼い主の合図(コマンド)に従うように時間をかけて確実に基本のしつけを行いましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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