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2019年11月9日
最近では犬を連れて車で出かける飼い主さんが増え、ドライブが好きな犬も増えました。
車で犬を連れて外出する時は、基本的には安全性を考慮してクレートやキャリーバックを利用することが理想的ですが、フリーで乗車させるためには犬用シートベルトを装着することが好ましいと言えます。
今回は、犬のシートベルトの必要性と犬用シートベルトの種類についてご紹介致しますので、車にフリーで犬を乗せている飼い主さんは是非参考にしてください。
犬の安全性を考えるとシートベルトは着用させるに越したことはありませんが、実は法的側面を考えても犬のシートベルト着用は大切です。
現段階では「犬にシートベルトが必須である」という明確な規定はありませんが、道路交通法第55条第2項には以下規定がありますので、簡単に言うと運転中に犬が固定されていない場合に状況によっては運転の妨げになりうると判断されて罰則が課されることがあります。
「車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載して車両を運転してはならない」
また、飼い主がどんなに安全運転をしていても衝突されるなどやむを得ない事故はたくさんあります。
犬は人間と違ってちょっとした衝撃でフロントガラスやダッシュボード、窓ガラスなどに頭や体をぶつけて怪我をしてしまい、最悪の場合は命を落とすことさえあります。
犬と車で出かける機会が多い飼い主さんの場合は、何より簡単に装着できる簡易シートベルトがおすすめです。
カーシートアタッチメントは、車に常設されている人間用シートベルトに通すだけで利用できて価格もお手頃なのでおすすめです。
ただし人間用のシートベルトを利用するので、強い衝撃でシートベルトが引かれないと機能しません。
より安全性を求めるのであればハーネスタイプのシートベルトがおすすめです。
安全性が非常に高い犬用シートベルトがドライブハーネスです。
ハーネスタイプのシートベルトは名前の通りハーネス型になっているので、首だけでなく犬の体を全体的に拘束できるタイプの犬用シートベルトです。
犬の乗車時のみならず、通常の散歩時ハーネスとしても利用できる商品が殆どです。
小型犬を車に乗せる場合は、ドライブボックスの利用がおすすめです。
ドライブボックスはボックス型になっているので、何より犬が落ち着いてドライブを楽しむことができ、商品によっては小型犬が窓の外を見ることができるように少し高い位置に装着できるものがあります。
基本的にはドライブボックス自体が犬用シートベルトと同じように安全性を確保してくれますが、ボックス内部に簡易シートベルトを装着できる商品が殆どですので、さらに安心して犬を乗せたい場合には活用すると良いですね。
犬を万が一の車の事故から守ることができるのは飼い主さんだけですので、しっかりと犬用シートベルトについて考えましょう。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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