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2016年7月26日
散歩をしていると、同じ犬種のわんちゃんを2匹、3匹と散歩させている飼い主さんを時折見かけます。中にはレトリーバーとチワワなど、全く違う犬種のわんちゃんを上手に散歩させている方もいらっしゃいます。
多頭飼いのきっかけは、一頭目の産んだ子犬を育てるという親子関係による場合もありますが、新たに2匹目を迎える際はこんな点をチェックしてみましょう。
・性格を見極める
先住犬の性格がフレンドリーな場合、二匹目を迎えても上手くいくことが多いです。逆に先住犬がシャイな性格の場合は、二匹目の性格により過度のストレスをかけてしまいかねません。先住犬が普段から犬同士のコミュニケーションを上手にできているかどうかを判断材料にすると良いかもしれません。
・性別を決める
一般的には同性より異性のコンビの方が安定しやすいと言われています。特に強いこだわりがなければ、2匹目は先住犬とは違う性別を選んだ方が無難です。
・年齢差を考える
1匹目の性格が安定せず、しつけも終わっていない段階で2匹目を迎えると、揃って競うように無駄吠えをするなど問題をおこしがちです。一般的に犬は3才あたりで落ち着くと言われますので、それ以降に2匹目を考えるのがお勧めです。同じような年齢の場合は、シニア期の飼い主さんの負担が大きくなりますので、慎重に考えましょう。
・犬種や血縁の違いについて
体格の違いはトラブルが起きた際に対応が難しくなりますので、ある程度体格の似た犬種の方がうまくいきやすいようです。同じ犬種を飼う場合、近い血縁の犬同士は性格や行動、好みが重なることも多く、兄弟犬でも無条件で仲良くできるわけではありません。血縁を過信せず、個々の性格を判断基準にしましょう。
多頭飼いがうまくいくコツは、思いつきで二匹目を飼わず、犬自身の性格や飼い主さんが整えてやる環境などを十分に検討することです。理想の二匹目に出会えるといいですね。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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