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一緒に寝たい!愛犬との添い寝はNG?しつけの基本

2020年5月2日

愛犬と添い寝

愛犬と家族が同じ寝具で眠るという習慣はしつけの面から賛否両論あります。もちろん添い寝をし始めたきっかけは様々あり、中には子犬の夜鳴き対策だったというご家庭もあるでしょう。

今回は、犬との添い寝をしつけの観点からもう一度考えてみましょう。

愛犬も家族も安眠効果アップが実証済

家族にぴったりと体を寄せたり、腕枕をしたり、愛犬の寝相も様々です。愛犬の寝顔やイビキに癒されるという方も多いでしょう。

実は愛犬と一緒に眠ることが家族にどのような効果をもたらすのかを学術的に研究し論文発表された方も世界に大勢います。

ただ多くの方はこのような学術論文で確認をしなくても、愛犬と寄り添い眠ることに様々なメリットがあることはすでに実感されているでしょう。

犬

愛犬の分離不安予防のためには別寝が理想的

犬にとって眠るという行為は、無防備になり、周囲への警戒心が薄れ、野生の環境では命を危険にさらす行為です。

そのため家族と寄り添い眠ることで安眠できる、リラックスできるのは人間だけではないのです。

特に生後間もない子犬や離乳直後、里親として家族に迎えた直後の犬は精神的に不安定ですから、夜泣きをすることもあります。この時、家族が寄り添い眠ってくれることで、夜泣きがおさまり、安眠できるようになるでしょう。

ただこの行為がきっかけで愛犬が分離不安になってしまったり、家族がいない場面では過度な警戒心を見せるようになることもあります。

この点を理由に、しつけの観点からは犬との添い寝を好ましくないとするトレーナーが多いのです。

たとえば

〇動物病院に入院する時

〇ペットホテルの利用時

〇ペットシッターの利用時

など今後、何等かの事情で家族と添い寝ができない場面もきっと生じるでしょう。そのような場面で愛犬が過度な不安や緊張を感じずに済むようにという意味では、添い寝を見直すべきということもあるでしょう。

ベルジアンマリノア

寝室にキャリーバックを置き寂しさ解消を

愛犬にとって必ずしも同じ寝具で寝ることだけが、不安解消につながるものではありません。

家族の寝室内に愛犬のクレートやサークルを設置し、家族の存在を感じながら眠るという方法でも同じ効果は期待できます。

愛犬にも家族にもストレスが少ない方法で、添い寝を改善することも考えてみましょう。

 

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