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犬と猫の同居は可能?

2016年9月13日

ここ数年は、犬の飼育頭数よりも猫の飼育頭数の方が上回るというデータが発表されるほどに猫の飼育率が急増しています。

散歩がいらない、しつけがいらない、手間がかからない、無駄に鳴かないなど共に暮らすうえで、猫はとても居心地のいいパートナーだからなのでしょう。

以前はよく犬と猫は仲が悪いや多頭飼いをするなら犬同士、猫同士が当たり前とされていました。しかし、最近は犬と猫の多頭飼いは、実は意外に相性がいいのでは?と言われ注目を集めています。

犬同士の多頭飼いの場合、先住犬との相性や体のサイズ、性格、年齢、散歩の運動量など色々な事を考えてあげる必要があります。また性別も同性がいいのか、異性がいいのかも悩むところです。

中には、先住犬とあとからきた新入りの相性が悪くて、生活空間を分け、お互いに顔を合わさないようにしているというご家庭もあるほどです。

でも猫の場合、犬との共同生活を始めるにあたってこのような様々な気遣いが必要ないのです。特に、お互いの相性を気にする必要がないという点はとても気が楽になるといえるでしょう。

なぜ、気にする必要がないかというと、猫と犬とでは生活空間をお互いが区別してくれるからです。

犬の場合基本的には生活空間、つまりは犬自身の目線の高さが人間の腰より低いエリアです。一方の猫は高い場所を好むので、人間の腰より高い場所での生活をしています。

日常の中で、お互いに目を合わせる事がないので、むやみに攻撃をしたり、縄張りに侵入されたという意識も目覚めないのです。

もし、犬が猫をしつこく追いかけたり、攻撃をしようとしても、猫は一瞬にしてさっと高いところへ逃げてしまいますから、あきらめざるをえないのです。これでは激しい喧嘩にも発展しません。

多頭飼いがしたいと思っても、先住犬との相性が心配、無駄吠えがあるので真似をしてしまわないか心配、散歩に連れて行くのが大変と思ったら、犬と猫という組み合わせを考えてみてもいいでしょう。

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