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2019年11月30日
愛犬が頻繁に顔や体を舐めてくることはありませんか?
そんな愛くるしい犬の仕草の裏には、実は様々な意味や理由、心理があるのです。
今回は、犬が飼い主を舐める時の心理について幅広くご紹介致しますので、愛犬を今まで以上に理解してあげるのにお役立てください。
犬が飼い主を舐める時の心理は、大抵の場合飼い主に対する愛情を表現しています。
言葉で愛情を表現できる人間とは異なり、犬は様々な行動によって愛情を表現しますが、母犬が子犬を舐める理由も同様、犬が飼い主を舐める心理は愛情を伝えるためであると言えます。
飼い主と犬の間にしっかりとした上下関係が築かれている場合は、犬が飼い主に敬意を示すという心理によって舐めることがあります。
犬は昔から群れで暮らす生き物であり、犬同士の群れで生活していた時も群れのリーダーを舐めることによって敬意を示してきましたので、人間と暮らす今もなお舐めることによって敬意を示すという習性が残っています。
犬は飼い主が忙しくて長時間相手にできない時などに、自分に気をむかせるために舐めることがあります。
犬との時間をなかなか取れない時に犬が舐めてきたら、相手にしてほしいという心理が隠されていることがあるので極力構ってあげましょう。
飼い主が汗をかいた時、または汗をかきやすい部分などを舐める場合は、単純にその匂いや味が好きで舐めることもあります。
猫にも同じことが言えますが、犬は不安を感じた時やストレスを感じた時に自分の脚や体を舐めて落ち着こうとする習性があります。
分離不安の犬の場合はよく自分の脚を舐めるといいますが、飼い主を舐める場合も同様、犬が不安を感じて舐めることによって気を紛らわそうとしていることもあります。
犬がいたずらや悪さをして飼い主が怒った場合など、飼い主にいつもより舐めることがありますが、これは反省しているということを飼い主に伝えようとしています。
子犬の場合はよく母犬の口周りを舐めることによってお腹が減っていることを伝えますが、飼い主を舐めるときも同じことが言え、犬が空腹によって舐めてくることがあります。
犬が飼い主を舐める理由についてご紹介致しましたが、いかがでしょうか。
一言で舐めるといっても、その背景には様々な感情や理由、心理が隠されているので、舐めるという行動のみならず、犬のちょっとした行動の変化や仕草によって犬の気持ちをしっかりと理解してあげることが大切です。
プロフィール
ペットライフ吉造 代表 上野 亮二
ペットライフ吉造では、ペットトレーニング、ペットホテルサービスを行っています。飼い主さまが困った時にすぐに手を伸ばせられる存在でありたいと思っています。
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